イスラムアート紀行

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「もののあはれ」&「パキスタンバザール」

晴天のゴールデンウイーク。熱烈なファンが多いコンデジ「GR」(リコー/単焦点レンズ/タイルきれいに撮りたいなとウズ前に購入も、オート撮影の私ではどうも微妙で、置いたままだった)、気を取り直して持って出かけました。
大正期の重要な和式住宅として国の重要文化財に指定されている「旧朝倉家住宅」(渋谷区猿楽町/ヒルサイドテラスの裏手)。2008年6月から一般公開。

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(回遊しながら庭園を観賞できる「回遊式庭園」。春はツツジ、秋は紅葉などが楽しめる/青葉がまぶしい/木製レールのあるガラス戸/開き窓、 折上格天井など洋風意匠/杉の間。杉の木目を意匠のテーマにした趣味的 な数奇屋座敷/日本画家らが描いた板戸)

蔵や庭門、当時の車庫なども臨める敷地内の面積は約5,400㎡。主屋は木造2階建てで、ほぼ全室が畳敷き、屋根は瓦葺、外壁は下見板張、一部が漆喰塗り。明治時代から 昭和30年頃までに建設された大きな邸宅の特徴を顕著に表している、とのことです。
見所の多い住宅にもかかわらず、観覧料は100円!代官山散策の折によいかもしれません。海外からのゲストの案内にも、代官山のショップやカフェと合わせ、いいかも、と思いました。

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「もののあはれ」と日本の美』(サントリー美術館/6月16日まで)。驚いたり頷いたりしながら、しみじみと見た展覧会でした。日本すごいな!

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(すべて美術館のサイトから引用/ポスター/寝覚物語絵巻/扇面法華経冊子/月に秋草下絵新古今集和歌色紙 本阿弥光悦書・俵屋宗達画/色絵龍田川文皿 鍋島藩窯/銹絵染付金彩薄文蓋物 尾形乾山)

「もののあはれ」とは「自然の移ろいや人生の機微にふれたときに感じる情趣」を意味するのだそうです。なんとなく見聞きしてきた言葉ですが、平安時代から近現代に至る美術工芸品に脈々と流れるその感覚に共感しました。そしてその感性を表現する技法、技巧の匠に心動きました。

<構成>
1:「もののあはれ」の源流〜貴族の生活と雅びの心
2:「もののあはれ」という言葉〜本居宣長を中心に
3:古典にみる「もののあはれ」〜『源氏物語』をめぐって
4:和歌の伝統と「もののあはれ」〜歌仙たちの世界
5:「もののあはれ」と月光の表現〜新月から有明の月まで
6:「もののあはれ」と花鳥風月〜移り変わる日本の四季
7:秋草にみる「もののあはれ」〜抒情のリズムと調和の美
8:暮らしの中の「もののあはれ」〜近世から近現代へ

源氏物語、やはり読まなくては、、日本の工芸、もっと知りたい、見ていきたいです。

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空気がガラリと変わって、こちらは上野公園で開催された「パキスタン・ジャパン・フレンドシップ・バザール2013」。昨年の代々木公園から、上野に戻ってきました。快晴で暑いくらいの日和。ステージプログラムも盛りだくさんで、パキスタンの雰囲気を満喫しました。

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(ムガル宮廷舞踊・カタックダンス。型の決まり方がピシッとしてステキでした!/屋台もいろいろ)

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(昨年もおこなわれ人気だったパキスタンのイケメンコンテスト、ミスター・ハンサム・パキスタン・コンテスト。自薦なのか他薦なのか30数名がステージでダンスなどのパフォーマンスを繰り広げます。入賞優勝は会場の拍手で決まるので、関係者の多い人有利。そこは司会者が軽妙に判断し、結局若手の3名がファイナリストとなり〜下段真ん中〜、優勝はパシュトゥーンのお兄さんでした〜下段右)

昨年大きな反響を呼んだカウワーリーのバダル・アリー・ハーン楽団。今年も来日し、大学やギャラリーなど各地で連日演奏を披露しています。5月1日は中野の驢馬駱駝での公演です。(予約受付ほぼ終了の模様。また来年!!)
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(カウワーリー(パキスタンより来日のバダル・アリー・ハーン楽団による伝統音楽の演奏/熱狂のダンス、パキスタン男子、踊ります!/ドル札を撒くスーツ姿の男性はミスターハトヤマ、なぜかパキスタンバザール。今年もたくさんのドル札が舞いました)

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青のfacebook、「青の陶器とタイル好き * blue ceramic museum」よりサマリーです。

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(チャルバクル/鍋島 色絵青海波鶺鴒文皿/トゥラベク・ハーヌム廟/バラハウズ・モスク/ウスマノフ工房作品/ミル・アラブ・マドラサ)

「チョガ・ザンビルの青」は、かなり発見な青だったんですがマイナーな話題だったようです。ウスマノフ工房の青い皿、支持が多かった。強い青ですが、印象的ですよね。「いいね」を通しての、このような反響が興味深いです。

ようやくのブログアップ。日本の工芸を訪ねて、ちょこっと出かけてきます。

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by orientlibrary | 2013-04-30 22:49 | 日々のこと

「東京ジャーミー」開堂75周年、タタールから日本へ

お寺や神社、やはり馴染みがあるというか、落ち着くし安心します。庭や参道も美しく五感に響き、記念の品購入なども楽しみ。
一方で、モスクに行ったときの独特の高揚と安らぎと心の静けさが、とても好きです。西アジア、中央アジア、建造物としてのモスクの魅力は圧倒的。ただ、内部、礼拝の場に、女性が入ってはいけないところもあるし、イスラム教徒以外は入れないところも。真摯な信仰の場に立ち入ることは、気軽にフラッと、というわけにはいきません。

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ところが、誰にでも扉を開き、拝見できるモスクが日本にあります。東京渋谷区大山町。小田急線(千代田線)代々木上原から徒歩で5分くらい。都心の便利な場所。白い大理石で作られた堂々としたオスマン様式のモスクです。建築材の多くはトルコからのもので、建築家や職人さんなど100人近いトルコの方々が来日して作業されたそうです。

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(ムハンマド生誕記念イベントのチラシ/外観はwikipediaより。タイルばかり撮っていて外観撮ったことがない。一度チャレンジしてみよう/ディテール、細工や仕上げが本格的)

今回は、ジャーミーのサイト(アクセスすると音が流れますので仕事中の方はご注意を?!)などから、このモスクの歴史を見てみたいと思います。(一部は要旨)

* 1917年ロシア革命の後、中央アジアの国々に居住していたイスラム教徒はさまざまな拷問や弾圧を受け、生命の危機を逃れるために、海外への移住を始めました。その一部は、中央アジアからシベリア鉄道を通って満州に移動・定住し、他の一部は小規模な商売をしながら韓国や日本に定住を始めました。

* 自国から逃亡し満州に定住した避難者にはパスポートがなく、海外渡航のためのビザを取得できませんでした。しかし当時、日本政府が1500 円の保証金の代わりにビザを発給することがわかり、1920 年代に満州に逃亡していたカザン州のトルコ人が、日本に移住を始めました。

* カザン州のトルコ人は、短期間で日本の生活になじみました。特に日本の気候は、彼らにとって快適でした。1922年の東京大震災発生の後、アメリカ政府は東京在住の外国人を救助するため、アメリカへ招待し横浜港に特別船を用意したにもかかわらず、カザン州のトルコ人はこの招待を断り、日本を離れませんでした。最初に来日したカザン州のトルコ人は神戸と東京に定住し、東京で最初の定住地となったのは大久保でした。

* カザン州トルコ人の増加する子供達への教育に対応するために、1931年に富ヶ谷に建物を購入。生徒達は、トルコ人とタタール人教師から、トルコ語、タタール語、英語、ロシア語を学び、小学校課程の全授業を日本語で学びました。1935年校舎が建てられ、富ヶ谷から学校が移転。1938年、校舎脇の土地には、東京ジャーミィが建設されました。

Wikipediaには次のような記述がありました。「この礼拝堂の建設の背景には、当時の日本政府の国策としての対イスラム宣撫政策があり、建築資金は日本側の寄付によってまかなわれた。さらに、落成式には頭山満、松井石根、山本英輔ら、大日本帝国陸軍や海軍の有力者が参列した。これが東京ジャーミイの始まりであり、開設後のイマームには、国際的に知られたウラマー、アブデュルレシト・イブラヒムが就任した」

ひとつのモスクの歴史の中に、ときどきの国際情勢や状況が入り組んでいるのですね。発端がロシア革命であること。1920年代の日本政府がビザをお金と引換えに発給したこと。そして移住したのは「カザン州のトルコ人」ということ。1938年のジャーミー建設には日本政府の思惑があったこと。

「カザン州のトルコ人」、カザン、、わかっていません。「タタールスタン共和国の首都。タタール文化の中心であり、多くの文化遺産やカザン大学などの教育機関が集積している」。タタール!「日本では、古くは中国から伝わった韃靼(だったん)を使っていたが、現代ではロシア語風にタタールと呼びかえることが一般的である」。韃靼。わ〜、これはもっと調べないと、いい加減はことは書けません。

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(カザンの写真をwikipediaから引用してみました/左下はロシア連邦内のタタールスタン共和国の位置、右下はタタールスタン共和国内のカザンの位置。Wikipediaより)

1986年に老朽化のため取り壊され、現在の建物は2000年に立て直されたもの。今年で開堂75周年なのだそうです。

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(礼拝堂のタイル。様々な花が愛らしい。高所なので手ぶれでボケてしまってます、、)

この東京ジャーミーについて、もっとも詳細に紹介しているのは、ブログお友達「写真でイスラーム」さんだと思います。あらためて見てみると、やはり素晴らしい。しかも20もの記事があります。とくにカリグラフィーの説明は、他では知ることのできないもの。読み方や内容まで紹介されています。本当に素晴らしい。ステンドグラスや大理石細工、クルアーン台まで。引用させて頂こうと思いましたが、全部になってしまいそうなので、どうぞ直接にお出かけください

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(随所にあるカリグラフィー。細部の細工も見応えあり)

引用ばかりの今回ですが、アップしようと思います。青葉の季節、東京ジャーミー散策も良さそうですね。5月17〜19日は「トルコ・タタール文化の日2013」という催しがあるようですよ。

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(トルコ縁で、「青の魅惑」展出展作品より、トルコの作家作品。メフメット・コチェルさん(作品左と右。細密な絵付け)、アディル・ジャン・ギュヴェンさん(中のタイル。モスクのランプ、蛇、双鳥)。お二人ともイスラームの良き精神を感じる寛大で温かいお人柄。作品には思いが込められていると感じました)

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by orientlibrary | 2013-04-22 00:13 | 日本のいいもの・光景

春のアトラス/アジアな手仕事/ウズフード

黄、赤、紫、色とりどりの花々、まだ少し肌寒いけど、春の明るさって、やっぱりいいな。というわけで、布も花咲きます!明るい色の布、ウズベキスタンの絣布「アトラス、アドラス」。

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(「シルクロードの贈り物」展示品より。サテンが入ったような光沢のあるもの。以前は引いていたけれど、最近はこういうのが好きになってきた。左下の白地系のアドラスの手触りもいいです。アドラスは日常使いできるのがいい。夏にサラッと着られそうです)

以前は、日本人には派手すぎ、実用には無理、と私も思っていました。でも、見る機会、触れる機会が増えるにつれて、だんだんこの明るく強い色合いに親しみを感じるようになりました。
いろんな経緯から、すでに相当な数のアトラス&アドラスを持っているにも関わらず、またどんどん増えています。こうなったら、ふだんも使いますよ〜!

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(同/モワレがきれい。光沢が魅力的。そして大きな文様。色!なかには日本の着物の柄のようなものも。きれいは世界をつなぐ)

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(同/色合わせがすごい。原色だけでなく、微妙な色を使って意外な組合せをしている。本当に魅力的な布)

ウズの青い陶器が止まらない時代を経て?、アトラスが止まらない?陶器は郵送の事情などもあり、止まってます。それが健全かも、、

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友人が骨董市で「これは昭和のものだから!」と強調されたと、複雑な顔。昭和って、すでに骨董?ま、それもまた良し。だって、こんなにいい感じですもん!

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(西早稲田の昭和な路地の一角にあるギャラリー。イベント時にはカフェも)

先日、西早稲田の「もくれんげ」という一軒家ギャラリーでの展示「彼方の手 此方の手 Vol3」に。アジアの藍染め衣料Ogさん、インドの刺繍などの手仕事Kocariさん、諸国アンティークFUCHISOさん。個性とセンスのゴールデントライアングルのような組合せ。「もくれんげ」さんも、昨秋一目惚れしたギャラリーです。

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(Ogのアジア服。陽射しが似合う。アジアの風を感じる時間。右下は「まかない」のランチ、いい感じなのでパチリ)

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(Kocariさんのラリーキルトは女性の憧れ。気持ちが華やぎます。ワクワク。お客さんたちも皆さん、ふんわりのいい笑顔)

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(FUCHISO。写真で伝えられないのが残念ですが、ディスプレー、素晴らしかった。さすがです。徹底したものが伝わってきました)

ついつい長居してしまった、心地いい展示会でした。ありがとうございました。

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冬のウズ旅、タシケントから少しずつ、と写真を準備していたのですが、なんか中途半端になりそうなので、今回はバザールやその周辺の食をご紹介したいと思います。

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(冬が過ぎ春になると野菜が出てくるウズ。バザールもフレッシュな色合いに。野菜のサモサ、食べたかった)

緑で爽やか!から、こちら不思議系!バザールの総菜売場、独特の陳列。にんじんサラダ山。積み上げますね〜。中央アジアのバザール、この積み上げ系が多いですが、いつ頃からこのような形式に?
疑問なのは、どうやって売っていくのかということ。下の方はどうなっているんでしょうか。売れていくと下に洗面器を置いて底上げするんでしょうか。謎です。

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(にんじん山のミニバージョンに挑戦しましたが、あえなく挫折。にんじんをこの量切るのは大変なことだと実感/馬の腸詰めと聞きましたが、、/麺と馬肉というウワサ/魚のフライらしい/ウズ名物クルタ。真ん丸だけでなくいろんな形があって楽しい。味は、、塩辛く酸っぱい/お醤油色のはよくわからない食べ物だった。タケノコを軟らかくしたような食感。謎。ウルグットのバザールで。地方の食べ物なのかなあ)

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(スーパーマーケットのレジに突然魚があってビックリした。干物よりもレアな感じ。チキンのオレンジ色もすごい/ノウルーズの定番スマック/飾りなのかドライなのか今も不明、リンゴ/これは食べる用のブドウと思われた/不思議なもの。不明/哀しい食事。肉類苦手な私、たまには温かいものを食べたいと。ラーメンは韓国製インスタント麺。これで15000スム。750円くらい。。。日本はすばらしい。外食もスーパーも何でもあるし、値段もこなれている)

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青のfacebook、「青の陶器とタイル好き * blue ceramic museum」よりサマリーです。

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(ウズの青い食器/イランの絵本の青/カシュガイ族の絨毯/カラーン・モスク(ブハラ)/ウルグベク・マドラサ(サマルカンド)/グール・アミール廟(サマルカンド))

更新が遅い上に、まとまらない内容ですが、このへんでアップします!

イランの地震、心配です。
by orientlibrary | 2013-04-16 23:37 | 絨緞/天幕/布/衣装

中央アジアの踊り、布、タイル、着こなし、料理

ブログ更新できず、、時間が経つのが早い!今回もまとまらない内容ですが、日々のことなどを。
まず、青のfacebook、「青の陶器とタイル好き * blue ceramic museum」よりサマリーです。↓ テキスタイルの青もピックアップしてみました。青のアトラスは友人から「初めて見た」「キレイ」と好評でした。青のスザニもいいねが多かったです。

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(左上より/「青の魅惑」展出展作品。ムハンマド・マフディ・アヌシュファル氏(イラン)/タブリーズ・ブルーモスク(イラン)/ミル・アラブ・マドラサ(ブハラ)/ウズベキスタンの刺繍布、青のスザニ/シャーヒ・ズィンダ(サマルカンド)/ウズベキスタンの絣布、青のアトラス)

↓ 以前、2月のウズ行きのところでご紹介した「ブハラで購入したかけら」(写真上段)。青のfacebookで調べてみました。やはりティムール博物館所蔵品(写真下段)の文様や構成との共通点を感じます。素朴な植物文様が愛らしい。青がイキイキしていると思います。

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↓ 音楽はもちろん、ダンスも、ユーラシア各地の個性ある表現や衣装に惹かれます。これまでなかなか見る機会がなかった中央アジアの民族舞踊ですが、先日、ウイグル、カザフ、ウズベク、キルギスのダンスが一堂に披露されました。木場でおこなわれた国際フェスティバルのプログラムのひとつ、「DANCES OF TURK 2013」。衣装も華やかでテンポも良く、とても楽しかった。「みんなで踊れそう感」があるところが、中央アジアダンスの魅力かも。

1月には、「中央アジアの音楽 チュルク・ミュージック・イン・トーキョー」が開催され、盛況。キテますね〜!

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(「DANCES OF TURK 2013」)

↓ 先日の、東京農工大「シルクロードからの贈り物」展でのイベント、「ウズベキスタンの布と旅」と題した講演会(菅野陽氏)、「ウズベキスタンの歌と踊り」(ANYAさん)も盛況でした。ウズベキスタンの布についてのレクチャーというのも珍しいと思います。現地の画像、バザールの映像を交え、臨場感のあるお話でした。

ダンスは、各地の踊りの披露のあと、手の動かし方など簡単な振付けを習い、みんなで体を動かします。その後音楽に合わせてダンス大会。振付けの後なので、恥ずかしがらずに前に出て踊る方が多く、楽しい雰囲気!ウズベキスタンからの留学生は、さすがに動きが違う。踊りの国の人ですね〜!

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↓ そんな日々のなか、折り込みチラシにも目が止まりました。
上段左:通販カタログの宣伝。全体に値ごろな商品のようです。こういうところにも「旬エスニックで夏美人」。柄が中央アジアっぽい。インドネシアとかアフリカともいえるけど、微妙に中央アジア感がある。こういうの多いですよね、このごろ。日本のファッションは無地が圧倒的ですが、こういう大胆柄も時々はいいかもしれません。

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上段中も、チラシか広告でした。どうして目に留まったかというと、、ヘッドスカーフとウエストスカーフ。これぞ中央アジアの得意分野じゃないですか!!ヘッドスカーフはこのごろ少し普及しているような気もしますが、ウエストスカーフはこれからでは!?この写真では、柄に柄を合わせてますね。いいですよ、これ。

上段右は、数年前のエルメスのカタログ。この頃からカジュアルなストール使いが増えてましたね。
で、下段は、本場中央アジアの着こなしです!さすがですね!カッコいいですよ。右のスザニドレス風のものにストライプのパンツ。帽子に大判のストール。最高です!

↓ そんな日々のなか、トルコ料理を習いに行きました。メニューが野菜だったので、これならと思い参加。4種類、どれも大正解。それぞれ美味しかった。一部、通販か新大久保あたりに買物要な材料もあるけど、それもまた楽しいかも。

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(メニューは、フェタチーズとパセリの春巻き風。ブルグルというクスクスみたいな材料を使うkisirというお料理。トマトペーストやチリ、レモンなどでスパイシー。好みでした。セロリとニンジンとクルミのサラダ。すりおろしニンニク入りのヨーグルトで合えます。デザートはゴマペーストとクルミのクッキー。サクサクでゴマの風味とクルミのカリカリ感がいい感じ)

教室といってもトルコ人のご自宅でアットホームな雰囲気。先生の子どもたちもいっしょに、チャイといっしょに、みんなでいただきました。

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最後になりましたが、今回のウズベキスタン行きのタイルを少々。全体で1700枚強の写真あります、、随時ご紹介したいと思います。

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(ブハラのマゴキアッタリモスク。このターコイズブルーのタイルは11世紀頃?他の部分も、色は落ちていても優れた幾何学模様が展開されていたことがわかる。イスラムの数学、幾何学は素晴らしいですね。内部は「絨毯博物館」というかたちに。以前はお土産物屋さんだったけど。入館料要。ラビハウズ近く、タキ手前)

モザイクタイル、一部です。ナディル・ディヴァンベギ・マドラサ。幾何学模様と花模様。

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(16世紀後半、ウズベク人のシャイバーン朝が都と定め、その後ブハラ・ハン国の首都として長く繁栄したブハラ。中央アジアにおけるイスラム教学の中心地であり「聖なるブハラ」とも。中世の面影を残す旧市街や青いタイルで装飾された建造物群も有名。太陽に向かう二羽の鳥の構図で有名な「ナディール・ディバン・ベギ・マドラサ」のタイル)

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(同)
by orientlibrary | 2013-04-08 00:16 | 中央アジア5カ国