イスラムアート紀行

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イズニックで陶散策&「かけら」拝見の至福

イズニック陶散策、続きます。(写真&キャプションだけですが、、(^_^;))

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(青は茶色に映えるんですよね。ボーダーだけの青の量がスキッとした印象ですね)

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(街の各所にあるゴミ箱。タイルでおなじみの様々の模様が描かれています)

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(表札もタイルでした)

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(チューリップ模様の表札。自分でオーダーできるのかな?)

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(窯址。探検したい!)

chinichiniさんの『- イスタンブル発 - トルコタイル通信』というすばらしいブログに、この窯址についてのお話があります。陶の長い歴史のある街なのですね。(下記を引用させていただきたく、、chinichiniさん、勝手にすいません!)

「イズニックの名前は、オスマン朝期に生産された『イズニック・タイル』で有名ですが、それ以前のローマ、ビザンティン、ルーム・セルジューク時代から陶器生産の中心地でした」

「現在の町の中心地近くに、窯址はあります。1960年半ば、イスタンブル大学のオクタイ・アスラナパ教授によりチニの破片が見つけられ、1980年代より毎夏、ここで発掘が続けられています」(chinichiniさんの『- イスタンブル発 - トルコタイル通信』より)

こんな窯址や陶の街を探検すれば、運がよければ見つけられるかもしれない、愛らしい「かけら」たち。まずは、かけらたちの持ち主のアトリエ外観をご紹介。

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(アディル・ジャン&ヌルサン・アトリエ。陶器好きには、たまらない時空間)

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(お家で見せていただいた宝物。ウロコ模様の青がきれい!)

歴史的にも価値の高いイズニックのタイルや陶器の陶片。かけら好きには、たまらない、、、、言葉はわからなくても、皆で見ているだけで、とにかくテンション上がります。

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(赤が盛り上がってますね)

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(愛らしい花模様)

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(白地の多さが好み。個人的に陶器の赤は苦手なんだけど、これは全然嫌じゃない。青とのバランスが素敵です)

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(いいですね〜。こんなの見つけたら舞い上がっちゃいますね!)

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(これ、なんだと思います?「貫入」ですって。貫入がカッコ良く映ったようで、絵付けで再現したんですね。この発想、面白い。世界は広い。そして美観は国境を越える)

写真だけですが、イズニックの魅力あふれるかけら編でした。ちなみに、背景の黒、バザールで買ったオヤ(刺繍)スカーフを敷いて撮りました。スカーフって、いろいろ使えます。

そんなわけで、秋も深まり、もうそろそろ落ち着く、かな??もう少し、体力つけて、がんばろう!

*最近またfacebookのカウントがおかしいです。せっかく「いいね!」にしてくださっているのに、反映がなく残念〜。excite、しっかりして〜!

*トルコ東部の地震、心配です。ヴァンは一度行ったことがありますが、地元の皆さんは、とても親切でした。9月末にトルコに行ったときも、各地で日本の震災への、心からのお見舞いの言葉をいただきました。被災地の皆様、どうぞご無事でありますように。救出がすすむことを祈ります。今年は世界レベルで天災や大きな社会変化があり、どうなっているのかと思ってしまいます。
by orientlibrary | 2011-10-24 22:18 | 世界の陶芸、工芸

イズニック 陶の街角

なんとかやってます。。いやはや、あたふた、です。
気分転換に、イズニックタイルで有名なトルコの陶の町、イズニックの光景を。
ほのぼのとした光景の写真を見ていると、なんだかこころもおだやかになってきます。
のんびりしていて、いいなあ。時間の流れがちがう。
湖沿いの道、湖の爽やかな朝の空気、静かに暮れゆく空の色を思い出します。

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(カリグラフィーのタイル。街のあちこちにタイルが飾られている)

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(モスクのタイル装飾)

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(タイルって土色に合うんですよね。トルコらしい帆船の図柄)

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(タイル装飾が多い水場。青が爽やか)

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(宿泊した湖畔の小さな宿にもタイル装飾が。のんびりしたおじさんが懐かしい)

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(タイルや陶をテーマとしたモール的な施設の中庭。たくさんの女性が絵付けや商品開発に熱心に取り組んでいました。トルコの人ってみんな器用。何年かの修行で絵付けもとっても上手!)

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(ランチは人気のキョフテ屋さん)

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(このポスターにつられて中に入ったら、ハイテンションのおじさんが登場。ここは普通の陶器やお土産のお店。が、隣の店も自分の店だということで開けてもらって中に入ると、、これって、わんだーらんど・・・??)

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(ある人にはゴミに見えるものもある人にとっては宝物。「病のように古いものが好きな女の子が大好きなんだ」とおじさん、古いものに目がないトコモちゃん相手にもう絶好調でしゃべりまくり売りまくり、トコモちゃん刺繍布やらバケツやら買いまくり、、)

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(私もつられてお買い物。高いのか安いのか、よくわからない。円高のおかげで深く考えずに買ってしまったけど、、。「今度湖の向こうの村をまわって、おばあちゃんたちの嫁入り道具を仕入れてくる(からまた来るように)!!」との強烈なメッセージを背に、朝一の買物を終えました。帰り道に見かけたこのおじさん、しゃべり疲れたのか茫然としてました)

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(博物館。写真が撮れるのがうれしい。ウロコ模様が和も思わせて興味深い。アジアだなあと思う)

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(博物館にいた子犬たち。どれだけいるの?っていうくらいたくさんいて、かわいいのなんの。ほわ〜ん、シアワセ気分。2週間後くらいにイズニックを再訪したルキエさんによると「ますますコロコロ」だそうです。かわい〜!)

書いているうちに元気になったきました〜!うん、元気でいこう☆
by orientlibrary | 2011-10-17 22:39 | 世界の陶芸、工芸

イズニック、キュタヘヤ、陶芸工房と美術館巡り

トルコから無事に戻りました。
優雅なタイトルですが、部分的にはその通り。濃くて熱くて素敵なタイル作家や陶芸家との出会いがあり、セルジュークの青のタイルや多彩で美しい陶器に息が止まりそうでした。陶の街の光景にワクワクし、久々のイスタンブールの夜景に見とれました。
しかし、ミッションはなかなかのものでした。「よくやるよなあ」と自分でも感心するというか、現実なのかどうかさえ、ふっとわからなくなるときがありました。でも、ほぼ順調に運び、いろいろ考え合わせると奇跡的なようにも思います。多くの方の助け、ご協力に、心から感謝しています。

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(陶器のある光景を描いた細密画/イスタンブールのタイル博物館にて撮影)

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今回訪れたのは、イスタンブール、イズニック、キュタヘヤ。
イスタンブールを拠点に、フェリー、長距離バス、ミニバス、夜行寝台などを乗り継ぎ、陶芸の街イズニックとキュタヘヤで、陶芸工房や制作現場、ショップなどを訪ねました。
まずは、ざっくりと写真で、街の雰囲気をご紹介しますね。(作家や工房については、後日ご紹介できればと思います)

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(イズニックはこじんまりとした心地よい陶芸の街でした)

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(ちょっと見えにくいですが、八百屋さんの棚にも陶器が。陶の街だなあ)

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(湖のほとりの小さなホテルに宿泊。隣に同じオーナーが経営する小さなレストランがあり魚料理も。豪華ではないけれど、これぞcozy!でした)

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(キュタフヤの工房&ショップ&カフェ。ここはすごい。オスマン朝の200年以上前の素晴しい館を使い、青の陶器を超のつくくらい徹底的にとことん見せてくれます。主役の陶芸家さんの個性は圧巻。トルコのイメージが変わりました。日本の旅行社さん、ここはホントおすすめですよ!もしもご興味があったら、コメント欄からご連絡を!^^)

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(上のカフェでいただいたトルココーヒー。レースペーパーが繊細)

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(イズニックでもイスタンブールでも、そしてこのキュタヘヤでも、タイル博物館は素晴しかった。トルコの陶器とタイルを堪能しました。旧市街の雰囲気もいい感じでした)

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(私がこのタイルをどれだけ好きか、、かわいい、、セルジュークの青、、ティムール朝にも見られるような花模様の原型を感じました。ここで狂ったように写真を撮ろうとしたら、デジカメ充電ミスで電池切れになり泣いていましたが、守衛所の電源を借りて充電。人ってその場になったら何でもしますね、、)

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(イスタンブールのタイル博物館にて。オスマン朝の名品、逸品をたくさんたくさん見て写真を撮りましたが、私はやはりセルジュークが好きなんですよね、、よくわかりました。素朴な力強さ、愛らしさに見入ります)

全体をざっくりご紹介したいと思いましたが、街の景色より、タイルになりました。好きなものなので、仕方ないですね。

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今回の旅、いろんな面で複雑で大変な旅だったのですが、その旅を心地よく楽しく快適に、そして濃密にしてくださったのはイスタンブール在住の「ルキエ」さん。ルキエさんの情熱とやさしさと心配りのおかげです。
ルキエさんが通訳してくださることで、濃いトルコ語がなんてやさしく聞こえたことでしょう。陶芸のこと、タイルのこと、歴史のこと、トルコの人々のことなど、たくさんのことを教えていただきました。日本からの助っ人「トコモ」ちゃんと3人で、毎日歩き回り、話し、笑い、食べ、人に会いました。日本に戻り、ルキエさんのあのやさしい語りが聞けないのが淋しいです。
丸々1週間もおつきあいくださり、本当に心から感謝しています。
ルキエさんのことは、じょじょにご紹介していきますね。(タイル好きの方は、ピンときていらっしゃるかも!^^)

トルコ旅ざっくりご紹介編でした。
by orientlibrary | 2011-10-05 02:38 | 世界の陶芸、工芸