イスラムアート紀行

orientlib.exblog.jp

<   2011年 06月 ( 3 )   > この月の画像一覧

真っ赤な大漁旗&真っ青なイスラムの釉薬

orientlibrary、夏が好きです。梅雨の湿度も意外と大丈夫です。
そして(いきなりですが)、青のタイルと陶器が好きです。

「イスラムアート紀行」と題しながら、311震災後、「東北の手仕事」中心になっており、また、このところ更新できないまま日々がすぎていました。
ようやく青に向かう日々をスタートしよう!と思っていましたが、この通信を見て、やはりもう一度、ご紹介しようと思いました。

◆ すべてのものが流されようと、人の気持ちは残る ◆

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
* 「気仙沼を元気に ブロガー通信/引き裂かれた大漁旗は復興を約束した血判状の如く」

e0063212_20252899.jpg
(「気仙沼を元気に ブロガー通信」より引用させていただきました)

大漁旗を作った人の思い、それを掲げ出港した人達の思いがある。
津波で流され、引き裂かれた旗を握り締め、
ただひれ伏し、涙を流すしかなかったあの日の思い。
負けないで欲しいと一針一針縫い上げた人達の思い。
そんな、一人一人の思いが重なって、この旗はここにある。 (中略)
震災後、失くしてはいけないと、ひたすらに集めた大漁旗の一枚が、
みんなの思いで物語を刻み始めた。
全ての物が流されようと、人の気持ちは残る。
物語は、まだまだ始まったばかり、焦らずに足元を固めて行こう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

e0063212_2065456.jpg


多くの方に補修再生に関わっていただいた大漁旗が、気仙沼の風にはためきました。
そして今日23日、気仙沼魚市場が再開しました。
魚の町は魚があると活気づきます。これからのカツオ漁が大漁になりますように。

「東北の手仕事」が無事終了しました。その様子はこちらから。多くの方に感謝の気持ちでいっぱいです。


◆ 「青の道」をゆっくりと ◆

青のやきものは、深い世界。その魅惑の世界に入り込んだら、もう戻ってこれないかも。
私はまだまだ入り口でウロウロと迷子状態。

e0063212_1958687.jpg


でも研究というのは、すごいものですねえ。理科系壊滅の私、すごく憧れがあるんですよね。こういう探求に。
青の釉薬の研究。常滑のINAXにて。青の色がどうやって抜けていくか、どの成分が関わっているか、どのくらいでどのように抜けるか、などを実験されていました。お話を聞いたけど、書く自信はありません、、。

e0063212_1958151.jpg


横浜の博物館での展示のための研究だそうです。公開の際には、またご案内しますね。

e0063212_20105696.jpg


青の道、一時止まっていましたが、少しずつ歩き始めようとしています。

e0063212_20154456.jpg
(イラン、チョガサンビルにて。青の釉薬がかけらのように残る)

e0063212_20162395.jpg
(イラン、グルガン/黒彩青陶/13世紀初期/イランの青!)

e0063212_20183753.jpg
(ウズベキスタン、サマルカンド、ビビハニム/こういう青を見つけて喜んでいるオタクです。この青の風合いがいいですね〜♥)

e0063212_20195257.jpg
(ウズベキスタン、リシタンの現在のタイル。クリアな青です)

e0063212_2022731.jpg
(ウズベキスタン、コーカンド宮殿の青のタイル。黄色が強いです。他の地域とはちょっと違う感じで面白いタイルがあります)

今日は(もまた)大急ぎでした。次回はじっくり書きたいです。
暑くなってきましたが、皆様お元気におすごしください。
更新の少ないブログに遊びに来てくださってありがとうございます!
by orientlibrary | 2011-06-23 20:27 | 青の道

真っ赤な大漁旗、風にはためいて!

orientlibrary、引き続き生存しております。。

いろいろなお話はとりあえず割愛して、、この写真をごらんください。

e0063212_0383081.jpg
(気仙沼からお預かりした大漁旗。9日時点ではこの状態でした)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
気仙沼のIさんより

この旗は、津波で流され、引き裂かれた物です。
多くの大切なものが流され、無惨な姿になりました・・・
この、大漁旗は、破れて使えませんが、まだ綺麗な状態でみつかりました。
よろしければ、この生地を皆さんで作る大漁旗の一部に使ってください。
もう一度、風を受ける旗の一部として蘇らせて頂ければ幸いです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3日間、のべ150名以上と思われる方々が一針一針刺してくださいました。

e0063212_051047.jpg


e0063212_0504317.jpg


大漁旗に飾る手づくりの魚たちも届けていただきました。

e0063212_042536.jpg


e0063212_0422658.jpg


そして3日後の12日、真っ赤な地色にたくさんの海の幸をまとい、文字は繁栄を願いデコレーションされ、気仙沼の大漁旗はイキイキとした姿をあらわしました。皆さん、本当にありがとうございます!

e0063212_053564.jpg


e0063212_044666.jpg


気仙沼の潮風に大漁旗がはためき、天旗(凧)が空高く揚がりますように。

e0063212_1301543.jpg

by orientlibrary | 2011-06-14 00:55 | 日本のいいもの・光景

大漁旗、天旗、こぎん刺し、などとの日々

orientlibrary、生存しております。。
せっかくお立ち寄りいただいているのに、更新できずすいません。

仕事と東北手仕事で、あっという間に日々がすぎます。
気仙沼の奇跡の大漁旗、気仙沼の伝統の凧「天旗」、民具、布等と出会い、励まされています。

設営と飾り付け作業中(本日)。
e0063212_21582690.jpg


e0063212_21583984.jpg


e0063212_2158499.jpg


e0063212_22144426.jpg
(鯰猫神社造営中)

津軽こぎん刺し。ジャパニーズブルー。
e0063212_2201228.jpg


e0063212_2203822.jpg


蓑。アート!
e0063212_223391.jpg


籠。美しい。
e0063212_2235018.jpg


こんな感じで、すいません。

最後にユーラシア大陸を自転車で横断中の大学生コンビ「coc」の旅の様子。
ポルトガルのロカ岬からスタートして、スペイン、フランス、イタリア、そして現在早くもハンガリーとか。
各地で子どもたちにミサンガを編んでもらい、日本と世界を結びます。素晴しいです。
ヨーロッパの美しい景色の写真と生き生きした文章(メール)が、このところのいちばんの癒しかも、、

e0063212_22131354.jpg


ありがとう〜、気持ちは並走中だよ〜!

皆様もどうぞお元気で。
by orientlibrary | 2011-06-08 22:13 | 日本のいいもの・光景