イスラムアート紀行

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バングラデシュの宝物、そして世界のきれいなもの


美しい世界の手仕事や本物にゆったりとひたる。
好みを同じくする人たちと出会う。
触ってみることができる。
規制されずに写真が撮れる。

そんな時空間を求めてきました。


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バングラデシュの宝物「カンタ」(望月真理コレクションより)。カンタは、使い込んで柔らかくなったサリーや腰巻きを再利用した手刺繍の布。赤ちゃんのおくるみなどを作ります。なんともいえないしっとりしたやわらかさに、心がほどけていきそうです。


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サリーの端糸を使って自由に心のままにチクチク縫い込んだ模様はベンガルの女性たちの心模様。自由きままで融通無碍、あたたかくやさしい生活の中の布。


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カンタが飾られているのは、もともとは、このような空間でした。SOHOみたいな150坪。とにかく広いです。


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手作りの造作により、空間は変身!刺繍家・望月真理さんが30年の歳月をかけて蒐集したカンタ30点を展示しました。このような古いカンタが一堂に展示されるのは稀です。座ってのんびりした気分で見られるように、床に手織りのキリムを敷き詰めています。


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こちらはラジャスターンの透ける布・ブロックプリントによる涼しげな「布の回廊」。


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多彩で華やかなインド・オリッサのサリーによるサリーウオール(壁)が続きます。布は広げて見てこそ楽しく、また発見があります。


すべてが手作りの実験的な場。
「美しい世界の手仕事プロジェクト」
心地いい波長を感じていただければと思います。


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by orientlibrary | 2008-07-16 09:34 | 美術/音楽/映画