イスラムアート紀行

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ホラズムの景(photo gallery)

アムダリアという憧れ。大河を超え、ディープ・ホラズム、カラカルパクスタンへ。


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パミール高原に源を発するアムダリア。ギリシア語文献ではオクサスと記されている。<トランス・オクシアナ>とは、「オクサス川の向こう側の土地」の意味であり、アムダリアの北のトルコ系の人が多く住む土地をさした。<マーワラー・アンナフル>は、アラビア語で「川の向こうの土地」。「川の向こう」への想像力。


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カラカルパクスタン。「カラ」(都城跡)は、20世紀後半までは1000以上も残っていたという。しかしソ連時代に道路作りなどで多くが破壊され、現在ではその10分の1程度のようだ。日干しレンガ作りの城壁、火を祀る神殿などがある。古代ホラズム美術はガンダーラやパルティア美術の影響があるが、東トルキスタンの仏教美術との関連も指摘されているという。


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カラカルパクスタンの女性。強い日差しに負けない存在感と美しさ。


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赤い砂・キジルクム。赤い砂漠に息づく多くの命。多彩な植物や生き物に眼を見張った。


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キジルクムの夕暮れ。遠くにラクダのシルエット。清浄な光。静けさという恵み。この一瞬のためにここに来たのだとしても、悔いはないと思う。


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ユルタホテル。どんなゴージャスなホテルより、私にはここがいい。砂漠と空と一体になれる天幕での夜がいい。
by orientlibrary | 2008-06-13 18:02 | 中央アジア5カ国