イスラムアート紀行

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アジアの布、沼袋の優雅なサロンにて

【アジア、熱帯モンスーンの布】・沼袋シルクラブ 

ビンハウスのバティックの展示販売と今井俊博氏のスライド&トーク。

客層が雑誌『ミセス』の世界。きれいな布ものを纏った上品なミセスたち、優雅気品上品。丁寧な手仕事にお金を使う、いいことじゃないですか!ジャパニーズスローです。ビンハウスは3〜4万円でそれほど高くはない。ゆうどの服も2〜3万で良心的と思う。

今井俊博氏。西洋的合理性ではないもの、アジアの美や志向のやわらかい強さ、「カオスモス」、混沌としていながら自然な秩序がある受容性の高い文化や考え方、それがモンスーンアジアの思想だという。多雨、森、豊か、謙虚、品がある、尊厳、土に還る。

永田佐知子さんの音のパフォーマンス。鉄の固まり(中は空洞)にスリットを入れた楽器はガムランのような音。チベットの鐘に沿っての音。中間の音も入れて音になる。アジアの音の世界。カオスの中の秩序、自然。

今井俊尭氏。各地の泥を使って描いた絵、日本画という印象だが何か新しい強さがある。生命があるから?太陽の光で色が変化していくという、絵とはそういうものなんだという。土から芽が出て植物が成長する、その技術で砂漠を緑化したいという。和敬静寂の日本を世界に提示する。スーツを着て普通で謙虚で、すごい前衛。驚いた。
by orientlibrary | 2004-08-31 01:54 | 日本のいいもの・光景