イスラムアート紀行

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古いタイルのある光景 古い陶器 古いスザニ

●いきなりですが、旅行前に勉強していく派と、旅行後に勉強する派がいると思うんですよね。私は後者です。行く前には特に準備しません。というよりモチベーションが高まらないのです。行ってみて、どうしてかな、もっと知りたいな、という思いがグッと強まります。その集中力を待ちます。・・要は怠け者なんですかね!?

●ウズベキスタンについても、勉強はこれからです。以前購入した『SAMARKAND BUKHARA KHIVA』という本(写真集に詳細な解説)を読み込みたいです。相当時間がかかりそうですが、、。なので、今日はちょっと雑談です。

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●上の写真(↑)はレギスタン広場の中にある売店(マドラサの中がほとんどショップになっている)で買ったものです。ウズベキスタンの昔の光景の様々なモノクロ写真をポストカード大(ポストカードではなくペラペラの写真です)にして、1枚1ドルで販売していました。

●私にとっては建物の状態やタイルの模様がわかる貴重な資料になります。でもウズベクの物価からすると、この写真の1ドルは、かなりいい商売だと思います。ちょっとまとめて買えば数十ドルになって、書籍並みです。

●各地の博物館でも、このような昔の写真を展示していました。ソ連時代に工芸をはじめ、いろんな伝統が一時途絶えたと聞いています。昔の写真はウズベクの人にとっても関心の高いものなのかもしれません。

●今回は、1冊、とても貴重な昔の写真集を購入しました。全編アラビア語なのでいつの発行かもわかりませんが、建造物とタイルの修復前の姿を知ることのできる大事な資料です。高かったです。でも、ウズベクの人たちにとっても大変貴重な本だということも認識しています。外国人の私が買ってしまったことを申し訳なく思います。そのことを無駄にしないように、いろんな面でがんばっていきたいです。

●日本では、工芸というと伝統的なもの、高価なもの、特別なもの、という印象があります。でもウズベクでは工芸が現在進行形でイキイキしているのが素晴らしいなと思いました。各地に「アートセンター」が作られ、工芸家やアーティストが制作し、販売していました。

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●「現役」というのは強いものです。技術のレベルの高さを実感しました。現代的なセンスを感じるものもありました。ウズベクの工芸やアートは、これからますます面白くなると思います。写真(↑)は、陶器の古いものです。いいですよね〜!!!

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ウズベキスタンといえば、最近では刺繍布の「スザニ」が有名です。日本でも展覧会が開かれたり、シルクロードの染織文化ということで紹介される機会が増えました。私も多少見ていましたが、行ってみて各地で異なる色柄の豊富さに驚きました。ヨーロッパでブームになり、相当数が海外に流出。現在は50年以上の古いものは海外持ち出し禁止になっているそうです。写真(↑)のものは、タジキスタンに近いコーカンド地方のアンティークです。(博物館で撮影)

e0063212_2348228.gif●食では果物のおいしさが格別でした。さくらんぼ、すもも、そして桑の実もイケました

●写真(←)は通訳してくれたSちゃんの家の庭のリンゴです。味が濃くておいしかった。

●建築、タイル、陶芸、スザニ、食、人、などについてスタディしながら書いていきます。ゆっくりになりそうですが、また見て下さいね。
by orientlibrary | 2006-06-05 23:56 | ウズベキスタンのタイルと陶芸