イスラムアート紀行

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2014冬・ホラズム紀行(1) タイル、陶芸、人、暮らしへ

ホラズム(中央アジア西部、アムダリア川下流域)、いつか行かねば、行きたいと思う地でした。ずっと昔に観光旅行でヒヴァに一度、そしてカラカルパクのカラ巡りとクフナ・ウルゲンチの超絶装飾タイル見学はツアーで行きました。

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(Wikipediaより)

クフナ・ウルゲンチのタイルは独特で、土と宇宙の狭間にあるような不思議さに満ちています。そしてホラズムに16世紀初頭、勃興したヒヴァ・ハン国。(ウズベキスタンの)西のタイルを見たい、可能ならばホラズムの陶芸家やタイル職人とお話したい、と思いつつも、自分が行けそうな時期は極暑(50℃になる時も)か厳寒(マイナス30℃にも)。いずれもきびしいです。

今回は厳寒期の12月でしたが、ご縁もあり、きっと今がタイミングなんだ、行こう!と思いました。現地情報から「マイナス30℃」を覚悟しましたが、幸運にも到着日くらいから寒さが弛んだようで、歩き回って元気にすごすことができました。そして、すべての日程、すべての時間、とても楽しく、充実していました。

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(クフナ・アルクにて。一面の青。植物模様絵付けタイル。特徴などは後日)

さらに、ありがたいことに、ホラズムを代表する陶芸、タイルの名匠たちとも出会えました。温かく受け入れていただき、たくさんのリアルなお話を聞くことができました。気持ちがMAX高まりながら、穏やかで和やかな空気に満ちた一日でした。タイルとやきものの神様が微笑んでくれました。皆様、本当にありがとうございました。

ホラズムのヒヴァ、ウルゲンチ、シャワット、そして短時間でしたがカラカルパクスタンのスルタンの聖地も訪れることができました。後半はタシケントで、しっかりたっぷり「今の手工芸」を見て回りました。こちらも堪能しました。

乾燥地帯好き、西アジア中央アジア好きでありながら、弱点のある私。とくに外食で肉がほぼ食べられない。脂っこいものも苦手。ホラズムの気候から考えて脂度高そうと覚悟、カロリーメートなど持参。ところがどのレストランでも、さっぱりとして素材の味が生きて美味しい〜。正直、ウズ外食で美味しいと思ったのは初めてでした。

どの面から見ても、本当にラッキーでうれしい旅。これから何かに生かしていかなくては。ブログも、と思うのですが、情報量が多すぎて、まだ整理がつきません。ヒヴァのタイルも独特で知りたい、調べたいのですが、これはという資料にまだ出会えません。

前置き長過ぎですね。まとまらないけれど、書けないまま、また日がたってしまう。今回は、インデックス的な回にしたいと思います。これだけでも、迷いそう。でも、とにかくアップ!それが大事!(と開き直ります。。)


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ウルゲンチ空港、細部の工芸パワー!


まずはタシケントから国内線でウルゲンチ空港へ。規模が大きいとか豪華とかではありませんが、ここでもうテンションアップ!何これ〜!?このタイル、この手仕事!でも、あ〜、誰も見ていない。残念だ〜。

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(空港にて。柱回りにタイル!!!しかもクエルダセカ!輪郭を描いた中に顔料を盛り上げるように入れる。濃紺と落着いたターコイズ青と白。ヒヴァ、ウルゲンチのタイルでは、この3色の組合せをたっぷりと見ることになります)


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(空港にて。写真がボケていますが、壁面の通気孔のようなもの?機能としては装飾する必要はないし、小窓の中はさらに小さくて見えないというか、それ以前にこれを見る人は誰もいない。が、木と思われる素材が複雑に組み合わされている。ホラズム凄し、テンション上がりました)


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(空港にて。壁面の目立たない部分だったと思う。誰も見ないで通り過ぎて行く。漆喰のレリーフ。幾何学模様と花模様が組合せられている。このパターンも、その後たっぷりと見ることになります。花びらの中など細密)


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ヒヴァ、イチャンカラ! 結婚シーズンのホラズム


ウルゲンチからヒヴァへ。ヒヴァ市街地は1990年にユネスコの世界遺産に。イチャンカラ(城壁の内側)は観光シーズンには人で溢れます。ホテルやレストランも休業する冬季ですが、それでも地元客や、この時期に多い(=出稼ぎなどから帰り親族が揃うため)という地元カップルの結婚練り歩き(〜聖なる場への礼拝)の人並みで賑わっていました。


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(ヒヴァの典型的なイメージはこちらでは!西門を入り陶の案内看板と26mの高さのカルタ・ミナル)


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(イチャンカラにて。一日に何十組?次から次へ。カップルを先頭に親族や友人たちが賑やかに。花嫁は白のウエディングドレス、新郎は黒のスーツ。マイナスの気温の中で根性!温かそうなケープを纏う新婦も。それもまた可愛かったです)


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(ウズの結婚式に欠かせない映像記録担当。その後、何度もビデオを見て愉しむことに。参列者のファッションはフォーマルもあれば普段着的な人も。寒いので女性はブーツなどで防寒)


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(上段左:5000スム札!これがあって便利でしたがウズではお札を数えるのに疲れてうんざり→100ドルでもそう言ってみたい/上段右:開いてて良かったレストラン。ラグマンは見た目よりさっぱり。ナンは薄くて食べやすい/下段左:木工も素晴らしい!/下段右:毛糸の靴下など。女性たちはつねに手を動かして何かを制作!)


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(パフラバン・マホモッド霊廟にて。今回イチャンカラでもっとも長くいた聖所。3日間通って、ひたすらタイルを見ていました。結婚式のカップルも礼拝に続々と。青いタイルと花嫁の白いドレスの対比が鮮やか)


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装飾タイル、陶芸


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(パフラバン・マホモッド霊廟にて。タイル!ヒヴァの建造物の魅力は、土色のレンガと青いタイルの組合せ。サマルカンドなどの青一色の世界とはまた違う乾燥地帯ならではの味わい、中世的な空気を感じます)


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(パフラバン・マホモッド霊廟にて。ドームのある小部屋。パフラバンでは図柄のデザインを見続けたけれど、謎)


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(ヒヴァのタイルにヒミツあり。後日ゆっくり)


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(陶芸工房訪問にて。写真はほんのさわりです。回をあらためて、しっかり書いてみたい。その前に要レコーダー起こし!(*_*;;;))


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工芸、暮らし、人、食、たくさんの出会いと発見!


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(イチャンカラの路地で出会ったカップル。え?中世??いくらなんでも、出来過ぎでしょう!?聞けば、何かの撮影だったようですが、コンデジ写真にも気さくに応じてくれました)


写真コラージュも今回用にたくさん用意したけれど、いつものように長くなりすぎ。このあたりで締めます。旅行全体で写真は1600枚ほど、それほど多くないのですが、出会った内容が濃くて、インデックスにするのも1回では無理でした。。ゆるゆる行きます!
by orientlibrary | 2014-12-24 23:41 | 中央ユーラシア暮らしと工芸