イスラムアート紀行

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多治見旅。五月の風、光、空、水、、心の底からリフレッシュ!

「多治見小さな旅編2」、その名の通り旅の2日目。この日も五月晴れで歩くのが気持ちいい。朝から絶好調です!
5月初旬の愉しみは(行ってみてわかったのですが)藤の花。名古屋からの車窓に次々と見えた山藤、品のいい薄紫色ながら大きく揺れてワイルド。街歩きでも、各所で満開の藤の花。引き寄せられました。

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(まずは駅前のながせ商店街を散歩。街にも住宅にもお花がいっぱい。小さなカフェや雑貨店が点在)

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(上左:え?神棚?二つ?こちらではこのように祀るのでしょうか/右下のタイル、日本的ないい色あい)

古い木造の商家。店先の花々や杉玉や貼り紙やらで、吸い込まれるように中に。オーディオがいい音。やきものと花、古い家具類もいいな。気さくな玉木商店ご主人、商店街のイベントのことや多治見のおすすめショップなど、いろいろ話してくださいました。朝からおじゃましました〜!

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(上段:老舗の鰻屋さん、和食店など。黒塀がいい感じ/下左:たじみのキャラクター「うながっぱ」、こちらはモザイクタイル。かっぱとうなぎが融合した生き物のようです/下中:館内に置いてあったマンガ冊子、「やくならマグカップも ね、陶芸やろ?」、、、多治見に引っ越してきた女子高生が主人公らしい。第5話は陶芸部に入部を決意!/下右:自販機コーヒーもちゃんと器で提案)

町の中を川が流れている光景、好きです。空が広くて気持ちがいい。橋を渡って、ウワサのオリベストリートへ。まずは「たじみ創造館」。美濃焼など、ショップいろいろありました。

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(創造館3階、多治見市文化工房ギャラリーヴォイス。「やきものの現在-牛田コレクションを中心に-」展示。広いっていいな、とまず思いました。やきものはこのくらいの広さがあると、しっかり見られますね〜。映えますね。広さは大事。日本の澄んだ青、水のような青がすてきでした。

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(オリベストリート界隈にて。カフェなど/上段:カフェ店内/下右:氷屋さん、白壁とロゴ、カッコ良し!)

カフェもいろいろあって迷います。流れていたノラ・ジョーンズが決め手になって、こちらでランチ休憩。あふれんばかりの家具や食器での演出、いいじゃないですか〜。贅沢!東京のレトロ風カフェとは重厚感、パワーが違いますね。

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(土岐川。新緑と青空が最高!そこにパカパカと、、/下段左:修道院/中と右は虎渓山あたり)

ゆっくり見たいけれど、先を急がねば。ということで橋を渡ります。幹線道路を歩いていると、背後からパカパカという音が、、これは?!、、いやまさか、、振り向いてみると、そのまさか!でした、、馬車でした、、、なんで馬車が幹線道路を、、、多治見七不思議、、たじろいでいる私の横をポコポコと走り抜けて行きました。乗客一人ありました。

目的地の神言会多治見修道院に行ってみると、さっきの馬車。なるほどね。試験運行中なんだそうです。中世ヨーロッパを思わせる修道院と、ビジュアル的に合うかも?修道院は昭和5年設立。小高い丘には葡萄畑やログハウスも。修道院ワインも販売されており、11月にはワインフェスタもあるそうです。

爽やかな風のなか、どんどん歩きます。虎渓山へ!!永保寺へ!!山道を下りるかたちで歩いていきます。けっこう急な坂道、本当にこの先にお寺が???、、すると、、わ〜〜〜!!!!

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(臨済宗南禅寺派 虎渓山永保寺。鎌倉時代末期、夢窓国師が開祖、仏徳禅師を開山として創建)

こ、これは!極楽?!いきなりパラダイスが現れたかと思いました。山を登っていってお寺というのはあるけれど、どんどん下りていってお寺があるとは。

永保寺は鎌倉時代(1313年)開創。「虎渓」の名前は夢窓疎石がこの地を訪れた際、中国 蘆山の虎渓の風景に似ていたことに由来するとのこと。鎌倉末期に建てられた「観音堂」と「開山堂」は国宝。自然の岩山を活かし心字池を配した回遊式庭園は国の名勝。2003年の火災で本堂と庫裏が全焼。2007年に庫裏、2011年本堂が再建されたそうです。心洗われるような景観と古刹、多治見の宝物ですね。

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(青空と風と光と水の音と。ここでの時間が忘れられません)

心残りますが、虎渓山から次の目的地(若い人に人気のギャラリー&ショップ)に。が、地図を見てもよくわからず、参道入り口のお茶屋さん若松屋に入り尋ねてみました。そこには、頭巾をまとった昔話に出てくるようなおじいちゃんが!親切に地図を見ながら考えてくださるのですが、若い人のお店でもあり、、「すいませんでした。下で聞いてみます」とお礼を言って出ようとしたところ、、話を聞いていたお店のお嫁さんが、車のキーを持って「行きましょう」と。結局、図々しくも乗せて頂くことに。おじいちゃん、どうもありがとうございました。また来ます!

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(上段は辿り着いたギャラリー/下左:カリフォルニア、じゃないですよ/下右:パリのカフェ、じゃないですよ)

ところが、、「ギャラリー百草」、ぜんぜんわかりませ〜ん!ようやく辿り着いた場所、これはわからないよ〜!旅行者には難しすぎる!でも、なんと他県ナンバーの車がズラリ。若いカップルなどで賑わっています。人気なんですね〜!驚きました。古民家に、アパレル、雑貨、やきもの、カフェなど。
若松屋お嫁さん、「地元にいても来たことない。私も」と、一緒に見学。二人でおしゃべりしながら楽しい時間でした。なんだかお嫁さんと別れるのが淋しくなってくる。親切に、多治見市美濃焼ミュージアムまで送ってくださって、、どうもありがとうございました!

美濃焼ミュージアムでは、「平安のやきもの 美濃灰釉陶器の世界」や常設展示を見学。写真禁止なので撮っていないせいか、記憶もあいまいになってしまってます。
立派な博物館でした。ただ展示演出がオーソドックスで、ちょっともったいないという気がしてしまいました。昨今は、展示構成や見せ方のレベルがどこもすごく高いので、観る方も贅沢になってしまい、、スイマセン!スタッフの方々は親切でした。ここから土岐プレミアムアウトレットに行きたいという私に、タクシーを呼んで頂き、アウトレットからのバス時間も教えて頂きました。

多治見駅にタクシーで戻るなら、隣の市だけど近いというアウトレットに行ってみようかと、緑の山道をドライブ。アウトレットは、、アウトレットでした。バスで駅へ。JRで多治見に。また歩いてオリベストリートへ。夕暮れのカフェは、おーっと、すでにクローズ!旨い蕎麦で、一日をしみじみ振り返り、多治見いいなあ、と浸っていたのでした。長い一日でした。皆さん、本当に親切で感激です。ありがとうございました。
多治見編、第3弾はセミラックパークMINOの予定です♪

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<訂正>  下記3点、訂正しました。
1:多治見創造館 → たじみ創造館
2:「やきものの現在ー土から成るかたち」展示 → 「やきものの現在-牛田コレクションを中心に-」展示
3:多治見美濃焼ミュージアム → 多治見市美濃焼ミュージアム


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(写真が終盤にないので、チベットフェスティバル2013@護国寺から。写真上段:ファッションミュージアム、ナイス企画。が、マネキンがブーツを履いていないのはなぜ?柄杓を持ってるのは?ツッコミどころ多くて楽しかった!お寺が会場っていいですね。音楽ライブ、ライトアップ、砂絵、食など盛りだくさんの企画で、連日たくさんの人出だったようです。バター茶飲んで、まったりしました。写真下段右は購入品。というのもノルブリンカインスティチュートの洗練をご紹介したくても撮影禁止だったので。相当にデザイン性の高いオシャレな品揃え。チベタンエレガンス。エプロンのラッピングもオシャレ=黒い巻物状態のもの=で感心しました)
by orientlibrary | 2013-05-13 23:45 | 日本のいいもの・光景