イスラムアート紀行

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中央アジア、土の仕事と土の景/15世紀の土とタイル、イシュラトハナ廟

ウズ旅、怪しい動きの私がいます。

・装飾タイルの壁にくっついている
・くずれかけた土壁を覗き込み、触ってみている、写真を撮っている
・青空の日も下を見て歩いている。一つの理由はウズの道路は穴が多く、冗談じゃなくアブナいこと。そして建造物近辺では「かけら」との出会いを求めて、、
・工事している人がいると近寄っていき、見せてもらっている

自分では何もできないのが残念ですが、工事、手仕事、匠の技を見るのが好き。今回のウズ旅で出会った工事シーン、土がらみの写真を少々集めてみました。
空港が変わっていたと前回驚いて書きましたが、サッカー場やモール、歴史的建造物の修復まで、各地で工事がおこなわれていました。活気があります。職人さんたちは一所懸命に取組んでいました。工事内容のご説明はまったくできません。すいません!
このような写真にご興味ない方もあると思いますが、今回はこれでいきたいと思います。よろしくお願いいたしますね。

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(ブハラの「バハウッディン」で出会った工事光景。ナクシュバンディ教団教祖の廟を中心に様々な施設があります。崩れているものも多く修復工事中。親方のような人が図面をみながら高さ等の調整をしていました。鏝でしょうか)

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(同じく「バハウッディン」。以前、「左官的塾」にて当ブログをご紹介いただきました。素晴らしい資料もいただき感謝しております!)

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(上の2枚はブハラにある「ナショナルハウス博物館」。ガイドブックにも紹介されていないところです。修理後宣伝して集客するのかな。この奥にある貴族の館のようなところで、ブハラの生活シーンを再現し、道具などを紹介していました。下2枚はバハウッディン」)

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(ブハラ旧市街、民家の壁が崩れた部分。焼成レンガとスサみたいなものを土で固めて、その上にコンクリとか土を塗っているようですが、壊れたものをよく見ます。レンガの中はモロモロで触ると崩れてきました)

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(ブハラ旧市街、民家の土壁。スサの量が多いように感じるのですが、こんなものなんでしょうか?)

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(道具類は展示で見ることがあるのですが、ガラスケースの中なので反射して写真が撮れません。こちらは左官関係かと思い、いちおう撮ってみました。ブハラにて。下の右はリシタン(ウズベキスタン)の陶芸工房の掃除用具です。ふつうのお家にもこのような箒があります。バザールでも売っています)

土、土ですね。久々に土の景を。

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(中央アジアの土の景。民家のレンガ壁。かまど。室内土壁。日干しどろだんご積み壁。路も壁も土。下3枚はトルクメニスタンの遺跡にて。紀元前数千年前の壺が山のように眠る。修復もしていた。こちらも遺跡の土壁)

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今回のウズ旅、感動したところは多数あって、本当に行って良かったと心から思っています。そのひとつ、サマルカンドのイシュラトハナ廟。タシケントの陶芸家アクバル・ラヒモフ氏が、幾度となく通い勉強したとおっしゃっていた廟。15世紀(1464年)そのままの姿で、一部を除き修復されていません。サマルカンドでもブハラでも、主要な建造物は立派に美しく修復が進められており、当時の姿に触れることは難しい。この廟は、タイルやレンガを知りたい人にはたまらないと思います。

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(地下にはティムール家の女性や子どもたちが葬られているそうです。地震で崩れたままになっています)

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(アーチやドームの構造が、製法が、わかる人にはわかるのでは!?)

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(当時のままのものが残る青いタイル。圧倒的に素晴らしいタブリーズのマスジドキャブード〜ブルーモスクと同時期の建造。この時期は装飾タイルが花咲いた時代だったと思います。土味を生かした押さえ気味の青のタイル使いがとても美しい廟でした)

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(宇宙的と思える幾何学模様。こうして飾りのない状態で見ると、よりその趣旨のようなものが伝わる気がします。下2枚はなぜか修復中の内部壁画一部。このような色だったということでしょうか。サマルカンドの多数の建造物を思うと、こちらまでは手が回らないでしょうし、ぜひとも回さないままでいて欲しいと思う、土好き、タイル好きなのでした)

ウズの職人さんたちの熱心な姿に打たれる一方、写真はアップしませんが、ウズベキスタン各地の舗装道路にある大小とりどりの穴(深いですよ、けっこう)の多さは、何なのか不思議です。レンガ敷きの歩道もはがれがすごく、下を見て歩いていないと転んでしまいます。穴になったところがゴミ箱状態になっていたりもします。
最近の建物では、美しいタイルが剥がれ落ちてきています。修復されたものも、ズームレンズで見ると、デコボコしてきており、剥がれ落ちるのではないかと気になります。
昔のものはよく耐えて持っていると思います。最近のものが問題が多いような印象です。その理由は、素人の私にはわかりません。素材なのか、気候風土なのか、製法、施工なのか。基礎部分に問題があるような気が、、、

久々、土話でした。少々風邪気味でもあり、このあたりで、、
by orientlibrary | 2013-03-10 21:49 | タイルのデザインと技法