イスラムアート紀行

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バー「部族地帯」

横浜若葉町、見学しました。「無謀な」チャレンジャーたちが町を活気づけています。いろいろ考えたりヒントを得たり、いい経験でした。
「シネマ・ジャック&ベティ」は、小さくとも珠玉の作品を揃え、舞台挨拶の機会を多く設けて、映画とお客が近い名画座を目指しています。「アートラボ・オーバ」は、不思議感覚あふれるアートやコミュニケーションの拠点。「nitehi works」、昭和な元金融機関のビルをリノベーション。広々とした個性的空間。アート展示やイベント会場に、カフェも。

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(上段:「nitehi works」。天井が高いとイメージ広がりますね。中2階もいい感じでした。錆ついた巨大扇風機は動きます/中段、下段:「cafe&bar 部族地帯」。水タバコあり。美味チャイ。バリ島のアラックはボトルの花模様がいい感じでまったりいい味わい。試作中のトルコピザ味見隊、やさしく品の良い味わい。粉もの上手!チンギスハーンのボトルは細工がきれい。カウンターにアジア系酒瓶が並びます)

横浜ついでに、、 こんな名前を聞いたら行くしかないでしょ!というバーのチェックに。横浜駅から徒歩10分ほどの場所に9月オープンした「cafe&bar 部族地帯」。ぶぞくちたい、って。。。

偵察心全開でドアを開けましたが、意外にもシンプル&ナチュラルな内装。あれれ。一枚板のカウンターにたくさんのお酒、バーの王道。でも水タバコ、マテ茶の道具があったりして、エスニックな気配がじりじりと忍び寄る。
まずチャイを。スパイシーで濃くて、うん、ナイス。お酒もよく見ると、トルコの蒸留酒ラキ、ガイアナ共和国のラム、ジャスミン米で作ったというタイの焼酎、バリ島のアラック、モンゴルのウオッカ・チンギスハーンなど、魅力どころが集結。
メニューを見ると、、アフガン、来た〜〜! アフガンナーン、カライ、カバーブ、ピラフ「カーブーリー・パラオ」。トルコのピザ「ピデ」も。

期待通りの部族地帯でした。マスターはアフガニスタンをフィールドにしたフリーランス・ジャーナリスト、研究者。料理上手!
客を選んでしまうようなリスキーな店名ですが、「店名に関しては、決して大国に屈せず、「国家」が基準単位となった世界で、なにものにも組しない部族民の独立精神にならう、との我ながらかなり楽観的というか好意的な解釈によっている」(ブログより)とのこと。スピリット、ですね。

「私の取材フィールドであるアフガニスタンでは2014年に基本的には全ての外国軍が撤退予定。そして同じ年にこれまで「ターリバーン後」の国家を担ってきたカルザイ大統領も退任する。その前後にはまた取材に行こうと思っている。ともあれ、アフガニスタンとは一生関わっていくつもりだ。立場はどうあれ...。」(ブログより)

次はしっかり食べ飲みに、おじゃましたいと思います。

 2013年10月、閉店されたようです。また違う場所で再開される旨、その際には情報を何かで見つけてうかがいたいと思います。料理の腕も酒選びのセンスやカクテル等も、とてもいいのですから!広くなくてもいい、カウンターだけでもいい、マスターと話がしたい、気軽に一杯飲みたい、旅好きの人や部族の話がしたい、という人は少なくないと思うのです。中央線や小田急沿線の空気と合うようなイメージを持っています(勝手ですいません!)。

皆様も良き秋の日々をお過ごし下さいね!風邪にはご注意を。
by orientlibrary | 2012-11-17 00:50 | 中央ユーラシア暮らしと工芸