イスラムアート紀行

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ウズ放浪記 〜自転車騒動、独立記念日、肉ジャガ、桃、タイル絵付け

今回のウズベキスタン、いろいろあったけど、カラッとした空気はいいな。雑談風の軽いエピソード編です。舞台はタシケントからフェルガナ地方へ。

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(自転車編/上段の白いのが今回購入の韓国製高級中古車/下段左の黒いのはドイツ製超高級中古車)

マルギランのバザールに出かけ、自転車を買いました。といっても、自転車売場はメンズの場らしく、自分では行けなかったのですが、私がアトラス売場、日用品売場をブラブラしている間に、Gさんが代理購入してくれました。Gさん、上機嫌。車には、すでに白い自転車が積んでありました。

自転車買おう、と思ったのは、リシタンでの足として、「歩き、または車に乗せてもらう」以外の選択肢が欲しかったから。炎天下に長時間歩くのはきつくても、自転車なら楽勝ですからね!そして、他の物価から考えて、自転車なら数十ドルくらいかなと(軽く)考えてました。そんなにすごい自転車、見たことないし。

が、なんと、自転車、高い!安くても100ドルくらいとのこと。わ〜、下手したら日本より高い。私の(日本の)チャリ、8000円くらいだし。
でも、買いたいと言ったので覚悟を決めました。結果、80ドルだったとのこと。写真上段の白い自転車です。韓国製の中古。「すごくいい、しっかりしている」とGさん大絶賛。
新品同様のチャリが放置されている日本に慣れていると、微妙、、ハンドルは大きく曲がり、なんかバネみたいのが飛び出ているし、あれ?ライトない。鍵もない。

ところが、、80ドルはけっして高くなかったんです。写真右列の中段に、車の外に鋭い目つきのメンズたちがいる写真があります。この方々、自転車を食い入るように見ていたんですが、、「300000スム(約1万円)で売ってくれ」と交渉してきたそうです。80ドルで買い1万円で売れば転売で利益が、、いやいや、買うのが大変なのに、そんなことしてる場合じゃないです。

さらに、80ドルの韓国製中古がお買い得だとわかったのは、下段左の自転車を見たとき。ドイツ製の中古で200ドルだったとか。え〜〜〜!、、、 どなたか日本の放置自転車を輸出するビジネスすれば?!?輸送費と商習慣で、ほぼ無理かな。。

バザールでチェーンの鍵を4000スム(140円くらい)で買い、ライトはないけど、後ろには荷台があってこれは荷物を積みやくなってます。Uさんの工房で買った陶器を積んでもらいました☆便利!

リシタンでは、大人の女性は自転車に乗りません。外人で帽子を被り(地元の人は被りません)自転車に乗っていると、、どこにいつ頃いたか、バレバレ。「自転車に乗ってましたね」(苦笑しながら)と、どれだけの人に言われたことか。「〜の場所を人に聞いていたでしょう」、そんなことまで、、(教えてよ、その場で、、)。

ちなみに、下段真ん中の光景は、川の水汲み。リヤカーにバケツで水を汲み、家のタンクに収納し、今回はそれが洗面用^^ 重い水汲み、M君、お世話になりました。


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(ウズベキスタンの独立記念日は9月1日、地方では早めに祝賀行事。たくさんの地元民が集結!)

リシタンのスタジアムでおこなわれた独立記念日の催し、日本語を勉強している子どもたちや先生たちと一緒に行ってきました。
すごい人、人。リシタン、人口多い。そして、日本人に好意的というか、手を振ってくれたり、笑顔で挨拶してくれたり。ありがとうございます。こんな光景、はじめてだ〜、、
地元テレビが取材に。先生の一人にインタビュー。とってもいい感じのやりとり。良かったな〜。

祝賀祭の内容は、よくわからないけど、スタジアムの中で、ひたすら踊りや歌やスピーチがあったような印象です。観客席の子どもたちが踊り出すのがすごかった。うまい!この踊りのセンスは何!?さすがシルクロードの子どもたち!かわいいし〜。ほんとにかわいい子どもたちなんです。


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(日本語や英語を勉強している子どもたち。おにぎり&肉じゃがパーティの様子など/事情があって牛も飼ってます/下段右はお箸の練習!)

独立記念日、ランチはたまたま日本からの短期ボランティア先生の発案と調理による、肉じゃが&おにぎり会。プロパンガスでお鍋いっぱい。和食は子どもたちには微妙なものもありますが、牛肉とじゃがいもは定番食材。おにぎりと合わせ、大好評で元気に食べてました。M先生、どうもありがとうございました☆


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(フード編/桃!もも!モモ!おいしい。。道ばたで桃を売るおばさん、ほんとはもっと前に桃のバケツが出ていて危険だった、、/ブドウも最高/ナン屋さんにて。フェルガナのナンはおいしい!模様をつけたり、ペットボトルの後ろに穴をあけてゴマなどをスピーディにかけていた)

ウズベキスタンはフルーツ天国。いろいろあっても、フルーツを食べれば、シアワセに。今回の最高フルーツは、写真にある道ばた販売の桃。バケツがもっと中央に出ていて、あぶないくらいだった。そんなにまでして売る気満々だったのに、私たちを見ると、「外国人だから、タダで持って行っていい」と、、結局1000スムで(35円程)。バケツ一杯の35円の桃、この味が忘れられない。瑞々しく、自然な甘さ。日本の水密はまた別格だけど、こういう素朴な味の方が好きだなあ。

ブドウもおいしい!日本の果物の値段の高さに日々ショック受けてます。果物は、本当にウズがいいな〜。。

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(リシタンのウスマノフ工房にて)

自転車で行ってきました〜、「青の魅惑 イラン・トルコ・ウズベキスタンのやきもの」(INAXライブミュージアムにて開催)でお世話になったウスマノフ工房。ここの青はやや強くて、絵付けは細密で、巧いです。ウスマノフさんも、あったかくてやさしい人。

最近は、リシタン、このような(写真右下)タイルの絵付けの仕事が多いみたいですね。この装飾タイルパネルは、ウズ国内のお金持ちの家で使われるのだそうです。
伝統工芸は、やはり需要がないと維持発展できない。国内需要があるというのは、いいことですよね。工房は、いつも忙しそう。今は涼しくなったけど、最高に暑い時期は40度超えの日々。冬は寒いし。えらいな〜と思う。
「家には何時頃に帰るの?」と若い職人さんに聞いてみると、「夜の10時くらいになるときもあるよ。仕事が終わったときが帰るときだから」。16歳からこの仕事を始めたR君、巧い。「トランス音楽が好き」というイケメンなんだけど、あれ、写真に顔が映ってない。雰囲気のみですが。

今回は資料もたくさん入手してきたので、勉強しなければと思ってます。。。
by orientlibrary | 2012-09-17 00:56 | ウズベキスタンのタイルと陶芸