イスラムアート紀行

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タシケント〜緑と水、すご技ウズ刺繍、古い青の陶器

陽射しは強いけれど、カラッとしていて快適だったウズベキスタン。日中数時間の暑さ以外、朝夕は本当に気持ちよかった。背伸びして深呼吸。
全然写真撮っていないなあと思っていましたが、実際は1060枚も撮っていました。デジカメって無意識でバシャバシャ撮ってるんですね。フィルムカメラのときは、36枚を1日1〜2本、考えながら、でした。

今回はタシケントの写真を少しご紹介したいと思います。コンデジのオートですからメモ的な写真ですが、雰囲気がお伝えできればうれしいです。

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(左:整備された都心の公園、街路。散水もたっぷり/右:本屋の店出し光景(ダンボール箱が果物ですが果物屋ではなく本屋台?です。本は日本なら古本屋ですが、、。本屋さんが少ないし、本自体子どもの本以外少ない、、でも今回、欲しかった陶器やテキスタイルの本をゲットできて満足^^)。下は旧市街、水をあげないと花もカラカラ状態、、でも元気に空に向かって咲いてます。生命力ですね〜)

タシケント、これまではソ連の都市的な印象でちょっと苦手でしたが、今回朝から晩まで歩き回り、親しみを持ちました。ただ、石造りの重厚な建物は依然苦手なので、建造物の写真はほとんどなし。

街並が整っており、緑が多く、噴水や緑への散水など、水がふんだんに使われている印象。ですが、各所で水しぶきをあげる多彩な噴水については、複雑な気持ちもありました。ホレズム出身の人に「タシケントで噴水を見ると怒りを感じる」と聞いたことを思い出します。この水、どこからきているんでしょう。乾燥地帯では、一滴の水も貴重ですから、、。

新市街は歩きやすく、地下鉄(700スム、約25円程)を使えば、旧市街へも気軽に往復できました。
バスがわかるようになると、もっと歩きやすいだろうなと思いました。でも迷うのも、コミュニケーション。いろんな人に道を尋ね、親切に教えてもらいました。地下鉄の駅まで15分ほど、一緒に歩いてくれた少年も。


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(旧市街、チョルスーバザール近くのクカルダシュ・メドレセ。16世紀建立、独立後修復)

旅行の中で、「このために、旅行に出たんだ」と思える5分間が持てたとき、旅に出て良かったと感じ、幸せな陶酔感に浸ります。多くの旅で、そのような5分間があります。今回も数回ありました。

そのひとつが、クダルカシュ・メドレセの中庭でのひととき。このような感覚は、とても個人的なもので、この中庭が広大で著名なわけではなく、また違う状況だったらサッと通り過ぎたかもしれない。出逢い方次第ですよね。


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(上:工芸博物館近くのホテル。食器などもオシャレです/下:食や新しい感じのもの。メドレセ内のデザイン工房?)

今回は、booking.comで工芸博物館に近いこじんまりしたホテルを選びました。大規模ホテルは、どうも味気ないです。オープンから3か月ということもあり、クリンリネス、清潔さは信じられないほど。アメニティもしっかりでビックリ。ただ、タイミングが悪かったのか、スマイルゼロにもまたビックリ。スマイルなしがcool!と思っているのかと感じたほどですが、たまたま、だったのかもしれません。

新市街にはカフェもいろいろ。まあ、なかなかな感じでしたが、、。写真のセルフのカフェ、庶民的でいい感じ。賑わってました。
タシケントは飲み物の選択肢があるのがうれしかった。ミルクもあるし、桑ドリンクみたいなものも?ヨーグルトも買っていましたが、スプーンがついてこないので、飲んでました、、(^_^;)))


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(このタイルが見えてきたら、、ウズベキスタン工芸博物館☆ 企画展示の刺繍はアンティークではなく、伝統を生かした今のものがコンセプト。ウズ刺繍のすご技を堪能!各地の特徴も存分に見せてもらいました)

こじんまりとしてお気に入りの工芸博物館。スザニや陶器をゆっくりと見られます。
今回は、企画展示で刺繍を特集。しかも一つの最終日と次のオープニング日両方に行ったので、二つの企画展を堪能しました。
オープニングパーティにはテレビ局の人たちがきていて、急に喋るように言われ、ピンマイクをつけられ、、語ってきました。


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(工芸博物館のリシタン陶器。やはりこの青は格別ですね。上左:これはショップにあったもの。リシタンの1800年代中頃の乳製品作りの鉢)

左上の味わいのあるリシタンのアンティーク鉢。「チョルグーシャ」=4つの耳と言うと聞きました。紐で揺れるうちにヨーグルトクリーム的なものができるようです。
ふふふ、購入してきましたよ〜!^^重かった。ずっしり重いんです。もう一つ、同時代の深皿があり、それは軽かったんですが、この鉢に魅せられました。民具の質感が、とってもいいです。

やはりリシタンの青はいいですね。品があります。深みもあり軽やかさもあり、いろんな表情を見せてくれます。

陶器は年を経ると、ギラギラしたものがなくなるというか、ますます素敵になる印象。今持っているリシタンやトルコの陶器、年を重ねるごとにいい表情、質感、味わいになると思っています。
自分もそんなふうに年を重ねたいものです。なかなか難しいです。本当に。

タシケントだけでも、まだまだエピソードがあります。ウズ2012夏シリーズ、しばらく続くかも。よろしければ、また遊びにお立ち寄りください。
残暑きびしい日本、ご自愛くださいね。

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コラージュがラクなので、この形式ばかりですが、、インパクトで締めくくろうと思い直し、、ドカンと!!

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by orientlibrary | 2012-09-04 23:17 | ウズベキスタンのタイルと陶芸