イスラムアート紀行

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青の陶器、布、絨毯/タジクスタイル/スーフィー文鳥アンジュジェ

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横浜での「青の余韻@エスニカ」。フォトコンテストなどもおこない、ほのぼの楽しくやっています。味わいのあるアジアン家具と青の陶器が本当によく合っています。

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(フォトコンテストの模様)

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(青のエントランス。右端のタイル、存在感抜群。どうしてここに?、、ご縁でしょう!)

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(トルコ、メフメット・コチェル氏作品、ブルー&ホワイト。大壺が主役になりがちなのですが、手前の有蓋壺は本当に美しいですよ。形も絵付けも完璧。繊細優美)

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(ウズベキスタンの青の魅力、再確認。自分の好きな鉢物がけっこう人気があり喜んでいます^^)


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不器用な自分、残念。手仕事ができたら人生が違うだろうなあと思う。
手織りの絨毯。日本でこんなきれいな絨毯を織っている人がいるんですよ。手仕事クイーンTさん。今回使用したトルコの毛糸がとっても良かったそうです。毛糸で全然違うとのこと。

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(今回はギャベ風のザクッとした感じ。これまでの精緻な作風と違うのでビックリしたけど、これまた素敵。個人的な好みでは、こちらが好き!野に遊ぶような花々が自由でかわいい。深い青のグラデーションがなんとも言えません〜)


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代々木の東京ジャーミー、この日は爽やかでした。青葉が風に揺れています。

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青葉っていうけど、緑色。イランやトルコでも、緑色はときに青にも含まれるみたいです。

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(モスクランプも緑色の光。トルコの花模様の青いタイルを照らします)


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外苑前にあるアンティークの「FUCHISO」さんへ。インディゴの青を見に。ヤオ族とミャオ族のインディゴのパッチワーク。店主・小松さんの眼にとまった青の手仕事。

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(ミャオ族のパッチワーク。嫁入りの支度の寝具とのこと。家族のために精魂こめて作る手仕事がミャオ族の魅力ですね!)

写真はありませんが、清時代の陶枕の青、少し緑がかった窯変が良かったです。

お隣のワタリウム地下のカフェで、gleamさんの家具が展示されているとのことで拝見。

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(スパイスの効いたチャイがおいしかった。チープな感じの皿がおしゃれ)

カフェでピンク色のシャツを着こなしている女性、はつらつと話をされているなあと思っていたら、草間弥生さんでした。カッコ良し。


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フィリピンの少数民族はじめ、多彩な民族衣装をお持ちのWさん宅へ。以前も見せてもらったタジクの民族衣装の研究書をもう一度拝見。ソ連時代、共和国を構成する民族ということで、こういう研究はがんばっていたみたいですね。

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(こういうの見ると、衣装というものの凄みを感じます)

とにかく、イラストがカッコいい!!&特徴をきちんと描くので、写真よりもむしろわかりやすい気がします。

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(ヘッドスカーフの巻き方も。多彩なんですよね。お洒落です)

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(メンズのディテール。靴ですが、登山靴のような機能?)


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小伝馬町のダルビッシュショップへ。ハサンおじさんは、最近、大リーグのダルビッシュ有選手との関連で新聞で紹介されたようです。

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(子どもがハサンおじさんの似顔絵を描いてました。似てる!)

でも、同じ名前でも、意味が違うみたいです。ダルビッシュ有さんの場合は、ファミリーネーム。ハサンおじさんの場合は、「スーフィー」の意味。神との合一を目指し、様々な修行に励む人々。その人たちのことを「ダルヴィッシュ」とも呼びますが、ハサンさんはこちら。楽しくおしゃべりしてくれますが、ふっと語ってくれる「心のこと」、なんだか沁みるのです。

そんな平和でおだやかなダルビッシュショップに事件が起きていました!
ドアを開けても、文鳥のアンジュジェがダッシュで飛んでこないなと思っていましたが、、 なんと、いなくなっていました。。2週間前に、開いていたドアから外に出てしまったのです。ハサンおじさんの悲しみは深かった。心に穴があいたようだったと。お客さんたちも泣いたそうです。

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(初代アンジュジェとハサンおじさん/昨年夏、撮影)

アンジュジェは、スーフィー音楽で踊り、歌う文鳥でした。手の傷をさんざんつつかれたけど、イキイキした魅力的な文鳥でした。初代アンジュジェは、日本初のスーフィー文鳥です!!
きっと旅に出たんです。スーフィーだもん。遍歴に出たんですよ。だから帰ってきます。そう思います。
ハサンおじさんも、そう思っているそうです。

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(二代目アンジュジェとハサンおじさん)

内気な二代目ですが、次に行ったときには、きっと踊ったり歌ったりしていると思います。愛があるからね。アンジュジェのこれからを見に、またイラン食材を仕入れに行きたいと思います。
by orientlibrary | 2012-05-05 00:36 | 日々のこと