イスラムアート紀行

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「ユーラシア横断旅」を旅する日曜日

若者論、というのは、いつの時代にもあるもので、上の世代から否定的な見方をされることが多いものです。

この頃でいうと、草食系、内向き、消費に関心が低い(車にも興味がなくお酒も飲まずファッションもユニクロで満足等々)、外に(海外ばかりか家の外にも)出ない、指示待ち、等身大志向過ぎる、など、素直だけど何を考えているのかわからない、内向きで覇気がないというイメージは確かにあると思います。とくにおとなしい男子への風当たりはなかなかにキツい。

でも、東北にボランティアに通っている若者も多いし、NPO・NGOで地道に活動している若者も多い。語学もできるし、デジタルのスキルも高い。会議やイベントの仕切りも慣れたもの。起業志向だってある。いいなあと思うことが、私は多いです。

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(代々木公園では土日にアースデーもありました)

いちばんいいと思う点は、理屈や大義を言うより、小さなことであっても自分が動いているところ。いつまでたっても変わらない大人の社会に見切りをつけ、自分たちで動いていこうとしているように思えます。年代を超えて、そういう人たちに出会えるということは、幸せなことだと思います。

ちょうど1年前の今日、ポルトガルのロカ岬から自転車をこぎ出した大学生二人、CoCの田澤さんと加藤さん。(以下、サワディーとコウスケと記させていただきます)ユーラシア大陸を自転車で11か月かけて横断し、31カ国、20000キロを旅して、3月無事に日本に帰国。
彼らの旅は、チャリの冒険譚というだけでなく、「子ども1人に1本の糸。旅中に出会った子どもにそれを繋いでもらって1本の長い糸にする」というテーマが。

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(スライドでのイントロ)

「チャリだからできる、1本の長い世界のつながり」。そして、つないでくれた子どもの数は5003人。(結び目をカウントしたというのも根性!)

”「誰かがやる」ではない。「僕らがやる。」”。
一昔前なら、このような言葉には、ちょっと悲壮感があったかもしれません。が、彼らは一貫して、軽やかで自然体。気負いを感じません。

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(20000キロを走り抜いた自転車&サワディー&コウスケ)

そんなCoCのチャリ旅報告会に参加、いろんな面で興味深かったです。会の進行、仕切り。わ〜、今ってこんな感じなんだ。みんなで話すんだなあ。びっくり。皆、「人と話すのが好き」と言う。(そういう人が集まっているのでしょうけれど。二極化しているのかなあ)。

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(旅の途中もマメに写真を撮り文章を書き、メルマガ、facebook、ブログ等から発信。報告会もUstream、twitterなどリアルタイムにいろいろ。時代は変わった、、)

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(会の仕掛けとして、オーディエンスが動く。う〜〜〜、、、若者向けの趣向かも、、)

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(最後に、つないだ糸を披露!!)

先日も、環境をテーマとしたある会に迷い込み、まじめで真摯な人が多いことに、かなりびっくりしたばかりですが、、、 バブル世代やその上の世代は、やはりどうも消費や右肩上がりやイケイケ的なところが染み着いています。「それは時代背景が違うからですよ。人が違うのではありません」。会の主催者の方がおっしゃってました。そうかもしれませんね。

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(中央アジアの砂漠でのエピソードがすごい。が、何度も何度も現地の人の温かさに救われる。一方で硬直的、官僚的なシステムのため大変な思いをする。最後にうるっとくるエピソードもあり、聞かせるなあ)

旅のエピソード、語りもうまい。もっとも関心のあった中央アジアをたくさん語ってくれたのがうれしい。すごい体験いろいろ。ややこしいなあ、中央アジア、、、。たくさんの大変なことがありつつ、カムチック峠をチャリ超えしてフェルガナにたどり着き、NORIKO学級(ウズベキスタンのリシタンにある日本語塾)の子どもたちと濃密な交流をしてくれました。ありがとう!

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(サワディー。音楽専攻)

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(コウスケ。体育専攻)

会の第2弾もあるそうです。
5月13日には、NORIKO学級主催の報告会でも話をしてくれます。*** 13日ご参加の方へ==内容は、シンブルに「トーク&スライド」+「ウズダンス簡単ワークショップ」です。シンブルです。とくに凝った仕掛け?はありませんが、交流をお楽しみください。m(_ _)m ***

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横浜「青の余韻@エスニカ」は、こんな感じですすんでます。

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(じいちゃんたちが、ちょっとテレ気味でお出迎え)

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(外からガラス越しに中を見る。夜景です。幻想的な感じも!?)

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(去年の夏、買ってきた「盃」が好評。元々販売を考えていなかったこともあり、もう残りわずか。青がやはりいいです)

若者たちに刺激を受け、私も自分のテーマをコツコツやります!
まず、イスラム圏の装飾タイル、陶芸、工芸の本を少しずつ訳してみたいと思います。こういうコツコツをやらないとダメですね、きっと。今年は、そういうことをしていこうと思います。(書くことで、自分にプレッシャー!!) うん!
by orientlibrary | 2012-04-22 23:55 | 日々のこと