イスラムアート紀行

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ウズベキスタンの絹織物「アトラス」を使っての手工芸コンテストに295作品の応募!

ブログ「美しい世界の手仕事プロジェクト」にて、「ウズベキスタンの絹織物アトラスを使った手工芸品コンテスト」「アトラス・ハンディクラフト・コンテスト、順調に進行中」「アトラスコンテスト関連トピック〜雲の織物アブルバンディ」、とご案内してきたウズベキスタンの絹織物「アトラス」を使った手工芸品のコンテスト。2月末が応募締切でした。

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(ウズベキスタンの工房にて。括りの作業)

アトラスやウズベキスタンについては、日本ではあまり知られていません。それに加えて、告知から締切までの応募期間が短いこと、説明会に出向いて布を購入する手間ひまが必要なこと、初めての取り組みであること、賞金や賞品による引力が少ないこと、著作権の放棄要請など、応募が少なくなりそうな要素がたくさん、、でした。

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(伝統的アトラスの工房)

ところが、応募作品数は295!!私がお礼を言うのもおかしいのかもしれませんが、中央アジアやかの地の装飾文化に関心のある者として、とてもうれしいです。応募頂いた皆様に心よりお礼申し上げます。

しかもその作品はすべてが、工夫とセンスがあふれる力作、細かい手仕事の美しい作品ばかりで、圧倒されるほど。アトラスがこんなふうになるなんて、こういう発想や視点があるのか、と驚く作品も少なくありませんでした。

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(ごらんください!多彩な295作品。本当に素敵です!!!)

日本はすごいな。仕事がていねいで、きっちりきちんとしたつくり。安心して使えます。使い勝手や最適なサイズなど細かいところまでよく考えられている。ボタンなどの装飾品やちょっとしたアクセントが、こなれていてかわいい。いいものをたくさん見てきた方々の作品だなあと思いました。

独立後20年経つ中央アジアですが、製造業やものづくりは進行形。暮らしのなかの「モノ」も限られており、商品開発への発想はそう簡単ではないかもしれません。
そんななか、今回のコンテスト作品は、今後大きな刺激とヒントになっていくのではないでしょうか。

そして、もうひとつ、感謝したいことがあります。「石巻復興支援ネットワーク」の皆様のご尽力で、石巻の女性たちから19作品の応募をいただきました。仮設住宅にお住まいの方もあります。
石巻からの作品は、邪気のない、素直で、心が温かくなるような作品が多いと感じました。そのうちの1点(エコ草履)が「つくば市長賞」、もう1点(巾着)が「輝け石巻賞」でした!!おめでとうございます。^^

3月18日には、つくば市内で「表彰式」が開催されました。最優秀賞、ウズベキスタン大使賞、茨城県知事賞等々、賞状と副賞が送られました


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(表彰式会場の様子)

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(授賞式の様子)

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(アトラクション。ウズベキスタン出身のアノーラさんの歌とウズベクダンスのyulduzさん。きれい〜☆)

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(TBSの番組にも出ているアノーラさん)

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(yulduzさんとスタジオの方々。ウズダンスは衣装も髪型も明るくて可愛い!)

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(最優秀賞(作品=伝統袋物)受賞の方、当日の帯もアトラスでした!シックな色と模様ですが大胆な魅力があります。アトラスは和とも相性がいいですね)

私もアトラスの魅力をあらためて感じたコンテストでした。応募された皆様、企画実施された東京農工大事務局の皆様、ありがとうございました。
by orientlibrary | 2012-03-19 23:21 | 絨緞/天幕/布/衣装