イスラムアート紀行

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常滑陶散歩 やきもの散歩道から青の陶器展へ

秋の陶散歩、常滑編です。
常滑は日本六古窯のひとつ。そのなかでも最も古く、最大の規模だったそうです。よい土が豊富だったんですね。有名なのは朱泥の急須。明治時代からは、産業資材としての陶製の土管やタイルの生産が盛んになりました。
そんな歴史を感じさせるのが、町の各所に見られる再利用の、または飾られた、あるいは置かれたままの、土管や陶器。
たくさんの飴色のやきものは、そこで長く暮らしてでもいるように光景に溶け込んでおり、町の景色を温かく、そしてゆたかにしているように感じました。

駅から陶磁器会館までは数分。そこを起点とした「やきもの散歩道」は約1時間のコース。陶芸工房やお店、煙突や登り釜、明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶が左右の壁面をびっしりおおう「土管坂」などを、のんびりと楽しめます。

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(この陶板使い、トルコのキュタフヤやイズニックを思い出します。陶の町の光景、共通するところがありますね)

おもしろかったのは、レトロなモノを集めた雑貨店的なお店。何店かあり、何がでてくるかわからないおもちゃ箱のようで、見応えありました。何気なく素朴な感じで存在しつつ、東京下北沢のレトロショップなどより、凄みがあるというか、とことんイッてる感がありました。

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食事でも満足感。和風のお食事どころも美味しく器使いがさすがでしたが、ビストロやショットバーのフードが、想像以上の大ヒット。びっくり。(写真は「常滑屋」さんのランチ。ちらし寿司とデザート。上品で繊細。素材のおいしさを味わいました)

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そして、こちらでは、こんな展覧会が。

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(「青の魅惑―イラン、トルコ、ウズベキスタンのやきもの The Allure of Blue -The Ceramics of Iran, Turkey and Uzbekistan」/2011年11月3日(木・祝)~2012年3月20日(火・祝))

日本のやきもの、世界のやきもの、たのしいな。好きだな。青のやきもの、きれいだな。再確認する、このごろです。
by orientlibrary | 2011-11-02 21:58 | 青の道