イスラムアート紀行

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イズニック、キュタヘヤ、陶芸工房と美術館巡り

トルコから無事に戻りました。
優雅なタイトルですが、部分的にはその通り。濃くて熱くて素敵なタイル作家や陶芸家との出会いがあり、セルジュークの青のタイルや多彩で美しい陶器に息が止まりそうでした。陶の街の光景にワクワクし、久々のイスタンブールの夜景に見とれました。
しかし、ミッションはなかなかのものでした。「よくやるよなあ」と自分でも感心するというか、現実なのかどうかさえ、ふっとわからなくなるときがありました。でも、ほぼ順調に運び、いろいろ考え合わせると奇跡的なようにも思います。多くの方の助け、ご協力に、心から感謝しています。

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(陶器のある光景を描いた細密画/イスタンブールのタイル博物館にて撮影)

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今回訪れたのは、イスタンブール、イズニック、キュタヘヤ。
イスタンブールを拠点に、フェリー、長距離バス、ミニバス、夜行寝台などを乗り継ぎ、陶芸の街イズニックとキュタヘヤで、陶芸工房や制作現場、ショップなどを訪ねました。
まずは、ざっくりと写真で、街の雰囲気をご紹介しますね。(作家や工房については、後日ご紹介できればと思います)

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(イズニックはこじんまりとした心地よい陶芸の街でした)

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(ちょっと見えにくいですが、八百屋さんの棚にも陶器が。陶の街だなあ)

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(湖のほとりの小さなホテルに宿泊。隣に同じオーナーが経営する小さなレストランがあり魚料理も。豪華ではないけれど、これぞcozy!でした)

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(キュタフヤの工房&ショップ&カフェ。ここはすごい。オスマン朝の200年以上前の素晴しい館を使い、青の陶器を超のつくくらい徹底的にとことん見せてくれます。主役の陶芸家さんの個性は圧巻。トルコのイメージが変わりました。日本の旅行社さん、ここはホントおすすめですよ!もしもご興味があったら、コメント欄からご連絡を!^^)

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(上のカフェでいただいたトルココーヒー。レースペーパーが繊細)

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(イズニックでもイスタンブールでも、そしてこのキュタヘヤでも、タイル博物館は素晴しかった。トルコの陶器とタイルを堪能しました。旧市街の雰囲気もいい感じでした)

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(私がこのタイルをどれだけ好きか、、かわいい、、セルジュークの青、、ティムール朝にも見られるような花模様の原型を感じました。ここで狂ったように写真を撮ろうとしたら、デジカメ充電ミスで電池切れになり泣いていましたが、守衛所の電源を借りて充電。人ってその場になったら何でもしますね、、)

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(イスタンブールのタイル博物館にて。オスマン朝の名品、逸品をたくさんたくさん見て写真を撮りましたが、私はやはりセルジュークが好きなんですよね、、よくわかりました。素朴な力強さ、愛らしさに見入ります)

全体をざっくりご紹介したいと思いましたが、街の景色より、タイルになりました。好きなものなので、仕方ないですね。

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今回の旅、いろんな面で複雑で大変な旅だったのですが、その旅を心地よく楽しく快適に、そして濃密にしてくださったのはイスタンブール在住の「ルキエ」さん。ルキエさんの情熱とやさしさと心配りのおかげです。
ルキエさんが通訳してくださることで、濃いトルコ語がなんてやさしく聞こえたことでしょう。陶芸のこと、タイルのこと、歴史のこと、トルコの人々のことなど、たくさんのことを教えていただきました。日本からの助っ人「トコモ」ちゃんと3人で、毎日歩き回り、話し、笑い、食べ、人に会いました。日本に戻り、ルキエさんのあのやさしい語りが聞けないのが淋しいです。
丸々1週間もおつきあいくださり、本当に心から感謝しています。
ルキエさんのことは、じょじょにご紹介していきますね。(タイル好きの方は、ピンときていらっしゃるかも!^^)

トルコ旅ざっくりご紹介編でした。
by orientlibrary | 2011-10-05 02:38 | 世界の陶芸、工芸