イスラムアート紀行

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夏の陶な日々、そしてウズ行き

なんだか、すっごい水分摂ってます。夕方、いきなりドカンと疲れを感じ、私の最大の贅沢であるリフレクソロジーへ。かなりスッキリしました。ずっとヨガに行ってないし、暑いので歩く距離も少なめで、完全な運動不足。やばいです、、。

明日からウズベキスタンなので、今日は準備や整理や用事やもろもろ。ウズでは、のんびり気分でいけるかな?どうなることでしょうか。「イッシャアッラー」ですね!

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石川県にある絵付けで有名な陶芸産地・九谷。朝蔵五十吉さんの工房におじゃましました。この春からギャラリー&カフェもオープンされたとのことで、おいしいコーヒーをいただきました。徳利に野草、大胆なテーブルランナーも空間に馴染んでいます。

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4代目ご夫婦の作品は、伝統とモダンが融合し、緻密で、かつ遊び心のある素敵なものばかりでした。

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この日はワケあって、たくさんの陶器、磁器を見ました。やはり九谷の絵付けは、素晴しいですね。次回はぜひ、能美にある朝蔵五十吉美術館に行きたいです。

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愛知県の常滑・INAXライブミュージアム。土・どろんこ館の土壁と百合の花。土壁は四季それぞれいいですが、個人的にはいかにも暑そうな夏の土壁が好きです。素直に自然に汗をかいて笑っている感じ。

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ものづくり工房。細やかでまじめで仕事を楽しむ、そのあたりが「日本のものづくり」の特徴なのかなあと感じます。いろんな実験や取り組みがおこなわれています。

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(青もいろんな表情で)

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(日本のトイレはファンシー!)

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小田原の「職人街」のお宅におじゃましました。手づくりのサモサ、庭の新鮮な野菜を使ったメニューなど、美味しく楽しくいただきました。

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そして、この日も、たくさんの陶器との出会いが。ウズベキスタンの1990年代の陶器や陶小物。大皿からお土産ものの陶人形まで、量も多く貴重なコレクションです。本国の博物館でも、もしかしたらこれだけの種類はないかもしれないと思いました。博物館はお土産ものなどは蒐集しませんよね。けれども、その変化、とても興味深かったです。

伝統工芸が否定されたソ連時代。1991年に独立したウズベキスタンですが、90年代〜2000年代初期の陶芸は今のような伸びやかさが感じられません。線も表情も固く、、なんというか暗く重い印象を受けました。

けれどもその中でも、先駆的な匠の作品は温かく重厚で味わいがあり、とても惹かれました。これらの匠に導かれて、少なくともリシタン陶芸は、この十数年で飛躍的に向上、植物模様も幾何学模様も発色も、美しく開花したことを実感しました。

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(不思議な飾りを発見!唐辛子模様の帽子を売っている人のようです。表情が固い。今の明るくユーモラスな「じいちゃんズ人形」とはずいぶん違います)

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(ナイフとティーポットの絵柄。ナイフは伝統的なデザインなのですが、個人的にはどうも引いてしまって選ばない傾向が、、)

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(リシタンの青、王道ですね。精巧ですが遊びがないというか、やや固い印象)

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(リシタンの作家が九谷で制作した磁器と皆で推測しました。伝統的な色合いに共通項があります)

では、行ってきます。
きびしい残暑が続きますが、皆様もどうぞご自愛くださいね。
by orientlibrary | 2011-08-14 22:32 | 日本のタイル、やきもの