イスラムアート紀行

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真っ赤な大漁旗&真っ青なイスラムの釉薬

orientlibrary、夏が好きです。梅雨の湿度も意外と大丈夫です。
そして(いきなりですが)、青のタイルと陶器が好きです。

「イスラムアート紀行」と題しながら、311震災後、「東北の手仕事」中心になっており、また、このところ更新できないまま日々がすぎていました。
ようやく青に向かう日々をスタートしよう!と思っていましたが、この通信を見て、やはりもう一度、ご紹介しようと思いました。

◆ すべてのものが流されようと、人の気持ちは残る ◆

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* 「気仙沼を元気に ブロガー通信/引き裂かれた大漁旗は復興を約束した血判状の如く」

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(「気仙沼を元気に ブロガー通信」より引用させていただきました)

大漁旗を作った人の思い、それを掲げ出港した人達の思いがある。
津波で流され、引き裂かれた旗を握り締め、
ただひれ伏し、涙を流すしかなかったあの日の思い。
負けないで欲しいと一針一針縫い上げた人達の思い。
そんな、一人一人の思いが重なって、この旗はここにある。 (中略)
震災後、失くしてはいけないと、ひたすらに集めた大漁旗の一枚が、
みんなの思いで物語を刻み始めた。
全ての物が流されようと、人の気持ちは残る。
物語は、まだまだ始まったばかり、焦らずに足元を固めて行こう。
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多くの方に補修再生に関わっていただいた大漁旗が、気仙沼の風にはためきました。
そして今日23日、気仙沼魚市場が再開しました。
魚の町は魚があると活気づきます。これからのカツオ漁が大漁になりますように。

「東北の手仕事」が無事終了しました。その様子はこちらから。多くの方に感謝の気持ちでいっぱいです。


◆ 「青の道」をゆっくりと ◆

青のやきものは、深い世界。その魅惑の世界に入り込んだら、もう戻ってこれないかも。
私はまだまだ入り口でウロウロと迷子状態。

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でも研究というのは、すごいものですねえ。理科系壊滅の私、すごく憧れがあるんですよね。こういう探求に。
青の釉薬の研究。常滑のINAXにて。青の色がどうやって抜けていくか、どの成分が関わっているか、どのくらいでどのように抜けるか、などを実験されていました。お話を聞いたけど、書く自信はありません、、。

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横浜の博物館での展示のための研究だそうです。公開の際には、またご案内しますね。

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青の道、一時止まっていましたが、少しずつ歩き始めようとしています。

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(イラン、チョガサンビルにて。青の釉薬がかけらのように残る)

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(イラン、グルガン/黒彩青陶/13世紀初期/イランの青!)

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(ウズベキスタン、サマルカンド、ビビハニム/こういう青を見つけて喜んでいるオタクです。この青の風合いがいいですね〜♥)

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(ウズベキスタン、リシタンの現在のタイル。クリアな青です)

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(ウズベキスタン、コーカンド宮殿の青のタイル。黄色が強いです。他の地域とはちょっと違う感じで面白いタイルがあります)

今日は(もまた)大急ぎでした。次回はじっくり書きたいです。
暑くなってきましたが、皆様お元気におすごしください。
更新の少ないブログに遊びに来てくださってありがとうございます!
by orientlibrary | 2011-06-23 20:27 | 青の道