イスラムアート紀行

orientlib.exblog.jp

箱根でタイチー

●太極拳を学んで2年の初心者の私だが、伝統楊家太極拳の合宿錬功会に初参加させて頂いた。場所は芦ノ湖畔にある箱根神社の武道場。靄が立ちこめる神社は静かで厳か。昇殿の後、神主さんにお祓いをして頂き稽古が始まった。
e0063212_2381689.jpg
●太極拳のことを書くのは難しい。あまりにも奥行きが深くて言葉に出来ない。言えるのは、とにかく始めて良かったということと、これからも続けたいということ。身体的には、肩こりがほぼ解消した、風邪をひきにくくなった、全体的に調子が良くなった等々、嬉しいことがたくさん。

●でも同じくらいに精神的な面、ものの見方考え方、態度などに大きな影響を受けた。これは太極拳だからというより、私がお世話になっている伝統楊家太極拳・姜氏門内功武術研究会
のスタンスや考え方によるところが大きい。からだの構造を知り理にかなった動きをする。体を通して「理」を実感する。

●今回の合宿のように長時間集中して稽古する機会は私は初めてで、ちょっとキツイとも思ったが、終盤、お腹の中に気が満ちている何とも言えない感じを生まれて初めて味わった(でも、こういう感じって子供の頃はいつもあったのかも?)。体の中から動き出したくなるような・・ちょっと怪しいけど、手や足が勝手に動いてしまう感じ。
e0063212_23999.jpg
●宿泊した宿もかなり個性的だった。歴史があり文化人も多数訪れた宿のようだが、「和洋その他いろいろ折衷・昭和モダンリゾート感覚・庶民版」という感じで、テイストミックスがすごい。テイストや世界の違う無数の飾り物やその組み合わせに、ある種感心する。
e0063212_2384494.jpg
●泊まった部屋には宇野千代さんの色紙が。曰く「陽気は美徳 陰気は罪悪」・・・そこまで言わなくても、、、思わず陰気になりそうになった。そして、食堂にはタイル好きの私を待っていたかのような掛け軸が! 百片の「壽」の字「百壽」を青に白の釉薬で焼いたユニークなもの。いろんな体験ができる日々は、まさに壽。タイル&タイチーライフ、まだまだ続きます。
by orientlibrary | 2005-10-11 02:50 | 日本のいいもの・光景