イスラムアート紀行

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イスラムデザインでタイル絵付け修行!ハタイ篇2

先月より習い始めた憧れのイスラムタイル(イランのハフトランギ〜虹色タイル)の絵付け、今月も楽しく続いています。
最初に「まず一度焼成までいってから基本に戻って習いたい」とイレギュラーな進行をお願いした私。先生に修正していただきつつ、いきなりデザインから絵付けまでトライ。先日、第1回目のタイルが焼き上がりました。

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(大きい写真にできません、、)

「・・・」。不安はありましたが、やはり塗りに問題が。地の色にムラがあり、薄い部分はザラザラのお肌。そうですよね、器などは釉薬に浸すんですもんね、たっぷり塗らないと、、。たっぶりですね。
全体に線がくっきりとしておらず、色がのっていないところも。焦って塗ってはダメということをしっかりと体感しました。釉薬のぽったり感が好きな私、次回は、くっきり&ぽったりをめざします☆

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(地がザラザラしたところも、、)

でも、今回の”シャーヒズインダ花模様風”&”イスリミ&ペルシア書道(先生に書いてもらった)”から、たくさんのことを学んだし、とにかく楽しくてワクワクしました。「いきなり全部やりたい」を許容してくださった先生に感謝です!☆

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そして8月は基礎編に入り、「ハタイ」と呼ばれる自然な植物模様を習っています。
ハタイは見た目ナチュラルなんですが、さすがイスラムデザイン、しっかりと原則、法則があります。基本のスパイラル、方向や角度など。葉っぱ一枚、花びらひとひらにもそれが貫かれています。それをはずれると、たしかに「何かヘン、落ち着かない感じ」になるんです。
でも何かヘンと思ってもなかなかスムーズにスパイラルにならず、何度も何度も描いてみます。修行です。

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が、しっかり基礎を、花模様の練習を、と思いつつ、、気がついたら、次の構図を考えてしまっていました。地道に練習することが弱いんでしょうか、、。構図の中で練習するということで、9月からは新しいタイル作りに挑戦です!

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テーマは「ミヒラーブと花模様」。ミヒラーブの回りと中をハタイでいっぱいにしたいと思います。
そしてしっかり線を入れ、たっぷりと釉薬をかけて、ぽったりと可愛いタイルにしたいなあ☆

そして気の早い私、無謀な野望がムクムクと、、。タイルに惹かれる原点となった青の十字タイルと星形タイル。いつの日にか、これを作りたいという気持ちでワクワクしてきました。夢は持ってもいいですよね!

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(ラスター彩星形タイル/カシャーン/13世紀/415×1060/『イスラームのタイル 聖なる青」(INAXブックレット)より引用)

ラスター彩は無理としても、星形タイルの中に植物模様を描き回りにペルシャ書道でコーランを(これは書道達人の先生にお願いして)。クロスは浮彫りにするのもいいなあ。

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(ラスター彩星形タイル/220×220×13/『イスラームのタイル 聖なる青」(INAXブックレット)より引用)

野望満載の私、ちょこっとウズベキスタンの陶芸産地に行ってきます。当初はボーっとする予定でしたが、結局は貧乏性。先方の都合もあるので可能かどうかはわかりませんが、「勝手に陶芸調査&押しかけ絵付け修行篇」ができたらと考えています。首にタオル巻いて。タイルの本場で修行できたらうれしいなあ!!

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(ウズベキスタンの陶芸工房)

コメントのお返事が遅くなりそうですが、ごめんなさい。
残暑きびしい日々ですが、お元気でおすごしください。
by orientlibrary | 2010-08-17 23:15 | タイルのデザインと技法