イスラムアート紀行

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ラジャスターン 砂漠の美

[●タイルLOVE!の私だが、「布」と「テント」にも惹かれる。これらに共通項があるとすれば「皮膜系」?!(タイルは壁面装飾でありイスラム建築では壁は皮膜的なものと言える)

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(インド・ラジャスターンにて。色、柄、デザイン、メチャメチャお洒落!カッコいい!)

●「アートなどなどダイアリー」のなかでも書いているが、民族衣装というのは民族の美的感度の象徴であり、物語であり、アイデンティティであり、何者かが一目でわかるメディアだと思う。だから強烈だ。美しいだけでなく強い。男性の服装がシャツとジーパンになっても、女性たちが依然民族衣装で働いていたりするのは、女性の服装が「拠り所」のような意識が社会全体にあるからだろうか。

e0063212_2342353.jpg(インド・サンガネールの代表的な紋様 paul buti)●このところ、民族衣装にインスパイアされた欧米のデザイナーの作品展や、各地の民族衣装の展覧会を目にすることが多くなった。パリコレクションなどのテーマもエスニックなものが多い。「これってあの地方のじゃないの?」と思うようなものもある。特に昨今は、ミニマリズムからの揺り戻しで、手仕事が施されたものの人気が高まっている。布は今後もスタディしていきたい奥深いテーマだ。
by orientlibrary | 2005-10-05 23:37 | インド/パキスタン