イスラムアート紀行

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ウズ風プリントが揺れる、街に、モードに!

このところ、「中央アジア」の文字を新聞などで目にすることが増えました。キルギスの政変、資源外交、経済特区の話題など、政治や経済面でも以前より目につくようになった気がします。

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(雨のサマルカンド、レギスタン広場の女性。大胆な花模様のスカートが似合う)

数年前に、テレビに映った中山恭子さん(元ウズベキスタン大使)がウズベキスタンのシャツを着ていらっしゃったことを書きました(「アブルバンディ・雲の織物。ウズベキスタンの絹絣」)。さすが中山さん、着ることも広報になりますよね。

でもそのときは、中央アジアのものって、まだまだレアな感じでした。が、、ファッション方面でもこのところ、どうも中央アジア風が吹いているような気がするんです。ファッションは疎いので、トレンドとか全然わかりませんが、あの柄や色合い、去年頃から街や雑誌等で時々見かけるようになったのです。

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(ウズ風の服を着た俳句選者女性)

先日も、たまたまつけたテレビでウズっぽい服装の人を見てびっくり。俳句の番組で選者の女性でしたが、青の絣風模様がウズ的。ウズではなくインドネシアか、意外と日本のものかもしれませんが、テレビにこういうスタイルで出る人はあまりいないので目を引きました。隣の女性のピンクの衣装も相当派手ですが、青の絣風の方が強くて目立ちます。すごい存在感!

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(ウズのスザニ柄風スカート。日本で999円!)

また昨年来、ウズのスザニの模様のような派手なプリントのスカートなども時々見かけていて、「それ、どこで買いました?」と聞きたいような気持ちになっていました。で、先日、原宿の999円ショップの前を通ったとき、何かが視覚に残り戻ってみると、こんなスカートを発見。999円なので購入。涼しそうです。

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(ウズベキスタンのスザニ。大胆な模様と色使い。デザイナーが触発されるのもうなづけます。以前は「強すぎ」「日本ではむつかしい」という感じでしたが、、。最近は世界全体の低迷感を吹き飛ばすような元気さが求められているのかもしれませんね)

どうもこのあたり、ちょっとしたトレンドのようです。前回ご紹介したドリス・ヴァン・ノッテン、2010年春夏コレクションで、ドカンと発表しています。

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(ドリス ヴァン ノッテン 2010春夏コレクション)

「これまで、おしゃれの禁じ手とされてきたプリントonプリントのコーディネイトが、今シーズンは新鮮な魅力にあふれてランウェイに開花した。キュートなミュウ ミュウ、エキゾチックなドリス ヴァン ノッテン、グラマラスなドルチェ&ガッバーナ」「アジアのエキゾチックなプリントを、パリのエスプリでもってシックにアレンジしたドリス ヴァン ノッテン」(vogue.com.)

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(ドリス ヴァン ノッテン 2010春夏コレクション)

ドリス ヴァン ノッテンのコレクションの写真を見てみると、まさにウズベキスタンそのもの。こんなふうに使うのか、とか見ていて楽しかったです。こちらから見るとクリックで細部まで拡大できます!トライバルなものをきちんとそのまま使いながら、カッコいい。モードです。

さらに先日、えっ!と思ったのは、「ヘアスカーフ」の本が出ていると聞いたこと。ヘアスカーフ、、数年前に日本でも流行らせたいという野望?を持っていましたが、一人では力もなく沈没。
が、最近ではストールを首に巻くスタイルが男女年齢不問で人気&定番に。ストールに抵抗がなくなってきて、ヘアアクセも人気。となると頭もスカーフで飾ろう、という流れになりますよね。

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(たくさんの三つ編みはウズの女の子ヘアのシンボル!髪の量が多くないとむつかしい。ヘアスカーフはサイドをくるくるねじって細くして結びます。服のように見えるものもじつはストール。色もコーディネートして)

中央アジアの女の子たちは、ヘアスカーフがとにかく上手。いろんな被り方で変化をつけています。ホントにオシャレです。みんな、とってもかわいいしね〜。

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(やわらかいストールの方が結びやすい。おろすのもエレガントです)

 SYさんより情報ゲット!「plantation」というブランドの今シーズンのテーマは「大地のボヘミアン」。「イスラム建築やロシア様式など様々な民族、文化が交差する中央アジアのウズベキスタンの女性たち。花柄のドレスにスカーフ、大地の母を思わせる悠然とした微笑の彼女たちからインスパイアされたコレクション」。waoh!! マジですか。以前好きだったこのブランド、、最近は価格志向でファストファッション専門な私、見に行くこともなくなりました、、(哀) plantationがウズベキスタン、、来てるなあ。ホント、来てる! でも、大地のボヘミアンってコトバ、、なんかヘンでは?? (先日、久々にお店を見学してきました!スザニ的な柄ですが色合いがやさしく上品で、和な感じのぼへみあんでした。日本でも違和感なく、ちょっとエスニックな印象でオシャレに着られそう。ただウズを見ている眼では、もう少しパンチがあっても、、という気はしましたが、、この方がマイノリティの意見でしょうね(^_^;)))
by orientlibrary | 2010-04-26 00:32 | ウズベキスタンのタイルと陶芸