1月中旬、手仕事仲間と一緒に、一泊で常滑に行ってきました。この頃が東海地方のインフルエンザのピークで、マスク姿の人が多く辛そうでした。
気温自体は、初日はそれほど寒くなく、行きにはくっきりとした富士山が見えてラッキー。翌日午後から寒波になり、雪を背にしてという感じでの帰宅となりました。
そんなわけで、今回は常滑グルメ。いつもサッと行ってサッと帰っていたので、ゆっくりと旨いものを味わう余裕もありませんでしたが、そのことがいかにもったいなかったか、今回わかりました。醸造文化の地のせいでしょうか、全体にやさしい味わいなんですよね。旨かったです☆
photoshopの使い方がいまだにわからないので、芸もなく、縦一列でいきます。

(ランチ、今回も常滑屋のちらし寿司。全員違う器で、それぞれが本当に素敵。器がいいとみんな表情が和らぎますね。日本だ〜。もちろん味もナイス)

(夜ごはんは「ナメっ子」(地元っ子)の強力推選により地魚が旨い「魚楽」へ。ナメっ子Iさんにお任せで、どんどんオーダー入れていただきました。最初がこれ、ナマコ。コリコリでウマイ)

(シャコ殻付きのお姿を拝見。太古を連想。新鮮さが違う。ウマイ)

(フグ唐揚げをこのタイミングで。油物が入って勢いがつく)

(貝刺身。美味。溜まり醤油もいい。このあたりから地酒熱燗「からから」)

(な、なんだ〜、これ??赤貝のヒモを軽く干したものを揚げた、という珍味。干物の味わいがあり、これはウマイ。Eちゃん、イアリングにして写真撮らないで〜)

(出た〜!常滑の王者、メジロ。つまりアナゴ。その干物。上品で深みがある。ナイス。なんというか、、こんな女性になりたい、というような味わいの食べ物、、)

(恐れ入りました〜)

(Iさんは小休止。旅チームはまだまだ注文。エビ。程よい茹で加減。旨味ぎっしり)

(お惣菜も。イカがうまい。他の総菜系も興味津々だったけど今回は残念)

(ご飯ものも食べたい派がしっかり注文。魚楽ご主人が「巻いてやっか」と作ってくれたアナゴの巻き寿司。満足!)
大満足の常滑ごはん。Iさん、ご紹介ありがとうございました。
翌日は、INAXライブミュージアム見学。「陶楽工房」、「ものづくり工房」、勉強になります。「土・どろんこ館」は、子どもも大人も楽しめます。泥だんごが名物!?2階の小部屋もいろんな土に出会えて楽しいです。
現在開催中の「青―空と水とやきものの始まりBlue ― Sky and Water and the Origin of Ceramic Tiles」(3月20日まで)。青にまつわるエピソード、空や水が青く見える仕組み実験など。イスラムコーナー(と勝手に呼んでいる)空間越しに見るのは、古代世界の青。

(イスラム世界越しに見えてくるのは古代エジプト)

(世界最古のタイルはここにあった!ピラミッドの地下廊下。渾身の再現)
「窯のある広場・資料館」は、11月にリニューアル。充実展示で見応えあり!1階の窯内部空間は重厚で落ち着きますよ。
そして名物「染付古便器」。うっとりするほど、きれいです〜!

(手水鉢。風雅)

(これだけの染付便器コレクションがあるところ、他にないでしょう。一見の価値アリ。日本、すごい!)

(自由でのびのびの絵付け。軽やか。いいですね〜)

(重厚厠空間。王者の風格。下駄、床、便器のコーディネート)

(大胆で目立ちます。余裕のあるお家は皆競って作ったのでしょうか。カッコいい)

(土の産業資材、土管もドカン!敷設光景再現)
満足満足でした。ちょっと空模様が怪しくなってきたので、急いでやきもの散歩道へ。

(こちらはやきもの散歩道。さりげなく、しかもマジメな風情でヘン(褒め言葉)な店があるところが常滑の奥行。さすが)
陶磁器会館チェック後、人気店「侘助」で熱々カレー鍋。&手仕事つながりで、「SABAI」さんへ。おもしろいものがたくさんあって目移り。それにしても広いなあ。うらやましい。2階のカフェでコーヒーごちそうになり、マダムとお店のスタッフの方とみんなでおしゃべり。どうもありがとうございました。
常滑行き、楽しかったです。皆さん、どうもありがとうございました!☆
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さてさて、超大急ぎで、「ウズベキスタン・アトラス ハンディクラフト コンテスト」。ウズ好きの方、腕に覚えのある方、布好きな方、製品開発に関心のある方、下記ブログをご参照ください!^^
* 「ウズベキスタンの絹織物アトラスを使った手工芸品コンテスト」(「美しい世界の手仕事プロジェクト」)
* 「アトラス・ハンディクラフト・コンテスト、順調に進行中」(「美しい世界の手仕事プロジェクト」)

(布選び光景)
また追記するかも、です。皆さん、風邪ひかないでくださいね〜!
気温自体は、初日はそれほど寒くなく、行きにはくっきりとした富士山が見えてラッキー。翌日午後から寒波になり、雪を背にしてという感じでの帰宅となりました。
そんなわけで、今回は常滑グルメ。いつもサッと行ってサッと帰っていたので、ゆっくりと旨いものを味わう余裕もありませんでしたが、そのことがいかにもったいなかったか、今回わかりました。醸造文化の地のせいでしょうか、全体にやさしい味わいなんですよね。旨かったです☆
photoshopの使い方がいまだにわからないので、芸もなく、縦一列でいきます。











大満足の常滑ごはん。Iさん、ご紹介ありがとうございました。
翌日は、INAXライブミュージアム見学。「陶楽工房」、「ものづくり工房」、勉強になります。「土・どろんこ館」は、子どもも大人も楽しめます。泥だんごが名物!?2階の小部屋もいろんな土に出会えて楽しいです。
現在開催中の「青―空と水とやきものの始まりBlue ― Sky and Water and the Origin of Ceramic Tiles」(3月20日まで)。青にまつわるエピソード、空や水が青く見える仕組み実験など。イスラムコーナー(と勝手に呼んでいる)空間越しに見るのは、古代世界の青。


「窯のある広場・資料館」は、11月にリニューアル。充実展示で見応えあり!1階の窯内部空間は重厚で落ち着きますよ。
そして名物「染付古便器」。うっとりするほど、きれいです〜!






満足満足でした。ちょっと空模様が怪しくなってきたので、急いでやきもの散歩道へ。

陶磁器会館チェック後、人気店「侘助」で熱々カレー鍋。&手仕事つながりで、「SABAI」さんへ。おもしろいものがたくさんあって目移り。それにしても広いなあ。うらやましい。2階のカフェでコーヒーごちそうになり、マダムとお店のスタッフの方とみんなでおしゃべり。どうもありがとうございました。
常滑行き、楽しかったです。皆さん、どうもありがとうございました!☆
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さてさて、超大急ぎで、「ウズベキスタン・アトラス ハンディクラフト コンテスト」。ウズ好きの方、腕に覚えのある方、布好きな方、製品開発に関心のある方、下記ブログをご参照ください!^^
* 「ウズベキスタンの絹織物アトラスを使った手工芸品コンテスト」(「美しい世界の手仕事プロジェクト」)
* 「アトラス・ハンディクラフト・コンテスト、順調に進行中」(「美しい世界の手仕事プロジェクト」)

また追記するかも、です。皆さん、風邪ひかないでくださいね〜!
昨年秋、横浜のシルク博物館で「平山郁夫シルクロード美術館コレクション 豊穣なる色彩 ウズベキスタンの布と器」を見ました。とても充実した展示で、見応えがありました。
とくに、シルクロード染織の代表ともいえる「経絣」の衣装や布が見事。華やかな色彩と大胆な文様を存分に楽しみました。

(展覧会チラシ)
陶器展示は、自分にとって馴染み深いリシタンの作家の作品の他、タシケント、サマルカンド、ホラズム、キジュドワン、アンディジャンの皿や壺が展示されていました。クレジットには「20世紀」とあります。

(リシタンの彩画文皿/図録より引用)
これまでウズベキスタンの陶器を見てきていながら、知らなかったことがありました。今回、図録を読み、知りました。まだまだ、です、私。
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<ウズベキスタンの陶芸の現在、そして平山郁夫コレクショ>(「ウズベキスタンの歴史と文化」/元ウズベキスタン共和国大使 孫崎亨氏/図録〜発行は2009年3月〜より引用、一部要約)
(孫崎氏が赴任された1993年頃、ソ連から独立したばかりのウズベキスタンの経済・社会は大変に混乱し、人々の収入も10分の1になるほどに激減。陶芸等の美術品を買う人がまったくいなくなり、これが陶芸家を直撃した。次々に窯が閉鎖されていた。ちょうどこの頃、平山郁夫先生がウズベキスタンを訪問された)
私から平山先生に、ウズベキスタンの美術界が困っていること、特に伝統ある陶芸が消滅しつつあることを伝えた。
平山先生から即座に資金を渡された。その資金で購入したのが、今日平山郁夫コレクションに加わったウズベキスタン陶器である。
今回のウズベキスタン陶器のコレクションは、平山先生の他のコレクションと少し趣を異にする。それは美術品の収集だけではない。ギジュドワン、タシケント、リシタンと、まさに崩壊しつつある陶芸活動を支えたという点がある。
その後、援助を得て、九谷焼の陶作家とリシタンの陶作家が互いの窯を訪問するなど、平山郁夫先生団長の政府文化派遣団の影響は続いた。こうして、九谷焼の技法がリシタンの作家に影響を与え、ウズベキスタンの風土が九谷焼の作家に影響を与えるという双方向の交流が実現したのである。
中央アジアの陶芸は長い伝統の上に、色、文様の面で多様性を有している。多くの人が中央アジアの陶芸に関心を持ち、それが伝統文化の維持に貢献することを強く期待している。
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じつは以前、他の博物館で、平山さんのウズ陶器コレクションを見たとき、複雑な気持ちでした。「もっといいものがあるのでは?」との疑問があったのです。「コレクションなのに、なんで20世紀とか1990年代のもの?それなら平山さんでなくても、一般人でもできるのでは?」とも思っていました。
上の事情や背景を、まったく知らず、想像さえしていませんでした。恥ずかしいです。
90年代の半ばから、平山さんと同じように、陶芸産地や作家を支えた方がありました。大崎重勝さん、紀子さんご夫妻です。(詳細はここでは記さないことにします。ご関心がある方はこちらをごらんください。)現在友人のT氏が所蔵管理されているコレクションから、数点をご紹介します。

(1990年代と思われるリシタン陶器。カリグラフィー主体ですが、色合いも良く、スッキリしたいい作品だと思います。大崎氏が蒐集されたものを、現在T氏が保存管理されています。大崎さんは陶芸コレクターということではなく、支援の気持ちでたくさんの作品を買い、当時の産地や作家を支えた方です)

(1990年代と思われるリシタン陶器。大崎氏蒐集。素朴な印象ですが、上の図録の作品と似たニュアンス。この後、破竹の勢いでリシタン陶器が進化していきます)

(リシタン陶器、Tさん所蔵。2000年代でしょうか。中国風の魚と藻、花が渋い!絵付けが細かく、深くなってきているように感じます)

(この青の色合いやザクッとした絵付けも大好きです!!リシタンのウスマノフ工房内私設ミュージアムにて。陶芸家による蒐集品)
孫崎さんの文章に、九谷との交流のエピソードがありました。リシタンの陶芸家アリシェル・ナジロフ氏は1994年に九谷の工房で、九谷の絵付けを学び、相互の技術やデザインの交流がありました。

(アリシェル氏が九谷で制作した染付皿。ウズ風でもあり、生き生きとした魅力ある作品です)
平山先生、孫崎さん、どうもありがとうございました。今、リシタン陶器の工房では、盛んに美しい青の陶器が作られ、ウズ国内はもちろん、中央アジアのミュージアムショップや土産物店で見るのもリシタン陶器。ヨーロッパや日本からの観光客もリシタンを訪れます。

(リシタンの工房にて。絵付け場の光景)
「青の魅惑 イラン・トルコ・ウズベキスタンのやきもの」でも、ウズベキスタンの陶芸作品、好評です。

(「青の魅惑」ウスマノフ工房展示作品)
やきものは、美術品であり日用品なのですが、歴史や社会、経済と切り離せないもの。そのなかで発展し、停滞し、消滅の危機に陥ることもあり、また新たな舞台を得て飛躍していきます。
日本とウズベキスタンの交流は、初代ウズベク大使以降歴代大使がやきものを愛好されたこともあり(このあたり、日本ですね〜!)、陶芸を一つの契機にして深まってきた面があると感じています。
美しいもの、手仕事の技、美的感性の交感などを通じて、人と人が、国と国が、良き交流を続けていければと思います。
陶芸の写真ばかりだったので、最後に元気な光景を一枚。葡萄棚と少女です。

とくに、シルクロード染織の代表ともいえる「経絣」の衣装や布が見事。華やかな色彩と大胆な文様を存分に楽しみました。

陶器展示は、自分にとって馴染み深いリシタンの作家の作品の他、タシケント、サマルカンド、ホラズム、キジュドワン、アンディジャンの皿や壺が展示されていました。クレジットには「20世紀」とあります。

これまでウズベキスタンの陶器を見てきていながら、知らなかったことがありました。今回、図録を読み、知りました。まだまだ、です、私。
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<ウズベキスタンの陶芸の現在、そして平山郁夫コレクショ>(「ウズベキスタンの歴史と文化」/元ウズベキスタン共和国大使 孫崎亨氏/図録〜発行は2009年3月〜より引用、一部要約)
(孫崎氏が赴任された1993年頃、ソ連から独立したばかりのウズベキスタンの経済・社会は大変に混乱し、人々の収入も10分の1になるほどに激減。陶芸等の美術品を買う人がまったくいなくなり、これが陶芸家を直撃した。次々に窯が閉鎖されていた。ちょうどこの頃、平山郁夫先生がウズベキスタンを訪問された)
私から平山先生に、ウズベキスタンの美術界が困っていること、特に伝統ある陶芸が消滅しつつあることを伝えた。
平山先生から即座に資金を渡された。その資金で購入したのが、今日平山郁夫コレクションに加わったウズベキスタン陶器である。
今回のウズベキスタン陶器のコレクションは、平山先生の他のコレクションと少し趣を異にする。それは美術品の収集だけではない。ギジュドワン、タシケント、リシタンと、まさに崩壊しつつある陶芸活動を支えたという点がある。
その後、援助を得て、九谷焼の陶作家とリシタンの陶作家が互いの窯を訪問するなど、平山郁夫先生団長の政府文化派遣団の影響は続いた。こうして、九谷焼の技法がリシタンの作家に影響を与え、ウズベキスタンの風土が九谷焼の作家に影響を与えるという双方向の交流が実現したのである。
中央アジアの陶芸は長い伝統の上に、色、文様の面で多様性を有している。多くの人が中央アジアの陶芸に関心を持ち、それが伝統文化の維持に貢献することを強く期待している。
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じつは以前、他の博物館で、平山さんのウズ陶器コレクションを見たとき、複雑な気持ちでした。「もっといいものがあるのでは?」との疑問があったのです。「コレクションなのに、なんで20世紀とか1990年代のもの?それなら平山さんでなくても、一般人でもできるのでは?」とも思っていました。
上の事情や背景を、まったく知らず、想像さえしていませんでした。恥ずかしいです。
90年代の半ばから、平山さんと同じように、陶芸産地や作家を支えた方がありました。大崎重勝さん、紀子さんご夫妻です。(詳細はここでは記さないことにします。ご関心がある方はこちらをごらんください。)現在友人のT氏が所蔵管理されているコレクションから、数点をご紹介します。




孫崎さんの文章に、九谷との交流のエピソードがありました。リシタンの陶芸家アリシェル・ナジロフ氏は1994年に九谷の工房で、九谷の絵付けを学び、相互の技術やデザインの交流がありました。

平山先生、孫崎さん、どうもありがとうございました。今、リシタン陶器の工房では、盛んに美しい青の陶器が作られ、ウズ国内はもちろん、中央アジアのミュージアムショップや土産物店で見るのもリシタン陶器。ヨーロッパや日本からの観光客もリシタンを訪れます。

「青の魅惑 イラン・トルコ・ウズベキスタンのやきもの」でも、ウズベキスタンの陶芸作品、好評です。

やきものは、美術品であり日用品なのですが、歴史や社会、経済と切り離せないもの。そのなかで発展し、停滞し、消滅の危機に陥ることもあり、また新たな舞台を得て飛躍していきます。
日本とウズベキスタンの交流は、初代ウズベク大使以降歴代大使がやきものを愛好されたこともあり(このあたり、日本ですね〜!)、陶芸を一つの契機にして深まってきた面があると感じています。
美しいもの、手仕事の技、美的感性の交感などを通じて、人と人が、国と国が、良き交流を続けていければと思います。
陶芸の写真ばかりだったので、最後に元気な光景を一枚。葡萄棚と少女です。

ときは巡ります。
先日、Sさんから、1990年・出光美術館にて開催の「トプカプ宮殿秘蔵・東洋陶磁の至宝展」図録をいただきました。「ブックオフで見つけた」とのこと。感謝!m(_ _)m
図録の中には、チラシ、チケット半券、ポストカードなど、関連するものがすべて揃っていました。すごい。。几帳面な方ですね〜!そんなわけで、当時の貴重なチラシをご紹介!

(B5版。この頃って、このサイズだった??記憶にありません)

(裏もカラー。レイアウトは4分割でシンプル。入場料は1000円。22年後の今も同じ1000円です。高・大生は90年800円、現在700円。日本の物価はやはりデフレ傾向ですね。ちなみに1990年はバブル最盛期)
展覧会では、出光所蔵のイズニック陶器も参考出品されたとのこと。そのための解説チラシもありました。個人的には、豪奢な中国陶磁よりもむしろこちらが好み、ということもあり、昨年秋イスタンブルの博物館で撮った写真を。

(イズニック、1530−45/磁器を思わせる白い地肌に青で清楚に葡萄や花が描かれています。イズニックは15世紀から17世紀初頭にかけて、オスマン帝国内の窯業の中心地でした)
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ときは移って、2012年1月の出光美術館。「三代山田常山ー人間国宝、その陶芸と心」展です。

(A4版。軽やかなデザイン。「たのし うつくし 手仕事」のコピーも軽やか。裏は白黒)
出光美術館は、板谷波山など現代の陶芸家の作品コレクションもおこなっており、今回の三代山田常山作品は20年以上の蒐集による180点の初公開。見応えがありました。
「三代常山は、時代の荒波に棹をさし、一見地味な、「急須」という原点を持ち続けた職人でもありました。本展では、生涯を常滑の地に暮し、夫妻で協力しながら元日も休まずに仕事をした、そのひたむきな仕事への姿勢と生き方にも光を当てます。今だからこそ、〈ぶれない手仕事〉が教えてくれる、変わらないものの健やかさに、私たちが生きてゆくための、ヒントを感じていだだけることでしょう」(展覧会案内より)
たしかに、急須はサイズも小さく、形も色合いも地味。けれども、朱泥、紫泥、烏泥(うでい)、白泥、藻がけ、彩泥など、微妙な色合いの違いや様々に試みられた形など、バリエーションを楽しむことができました。
「江戸時代後期に中国趣味の煎茶が盛んになると、日本でも青木木米などが優れた煎茶具を制作しました。木米の急須や中国の急須に学びつつ常山窯を興したのが、三代常山の祖父・初代常山でした」(展覧会案内より)
出光のHPは写真を持ってくることができないようになっているので、東博所蔵の青木木米の作品を一つご紹介。

(色絵草花浮文煎茶椀/青木木米作/江戸時代、19世紀/江戸時代の京焼の陶工。中国清時代の朱えんの『陶説』を読破して作陶を志した。当時流行の煎茶趣味に応じた煎茶具に優品が多い/東博にて撮影)
もっとも感銘を受けたのは、常滑自然釉の作品群なのですが、本物を見た後に図録の写真を見ると、とくにこのような「質感系」のものは、どうしても違いが大きく見えて、購入せずじまい。ご紹介できないのが残念。
「鎌倉時代の大壺の形を急須に生まれ変わらせた「常滑自然釉茶注」や、形・土肌・釉の三拍子が揃った「常滑自然釉壺」/「ダイナミックな土味と、炎の偶然が織り成す美しい釉色」/「燃料に竹を加えることによる青の色合い」など、会場または、HPにてどうぞ。こちらから「展覧会のみどころ」クリック。
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こちらも見ました。(終了しています)「上田宗箇 武将茶人の世界展 —「ウツクシキ」桃山の茶 秀吉、織部そして宗箇 生誕450年記念」(松屋銀座)

(展覧会サイトより引用/(1)御庭焼茶碗 銘「さても」上田宗箇作 (2)水指 丹波焼 (3)大海茶入 銘「上田大海」
(4)竹一重切花生 上田宗箇作 (5)織部肩衝茶入 銘「喜撰」 美濃焼 岡山・華鴒大塚美術館蔵 (6)織部沓形茶碗 美濃焼)
茶碗「さても」、実物、ビシーっとした切れ味鋭さが一見して伝わるものでした。スゴい迫力、、。
冬、陶磁器の展覧会、多いですね。

(畠山記念館)

(サントリー美術館)

(戸栗美術館)

(日本民芸館)
* 一気書きの私、青のファイアンスとウズベク陶器についても、一気に書こうとしていましたが、流れとして分けた方が良さそうなので、次回にします。まずは、こちらアップしちゃいます〜♪ *
先日、Sさんから、1990年・出光美術館にて開催の「トプカプ宮殿秘蔵・東洋陶磁の至宝展」図録をいただきました。「ブックオフで見つけた」とのこと。感謝!m(_ _)m
図録の中には、チラシ、チケット半券、ポストカードなど、関連するものがすべて揃っていました。すごい。。几帳面な方ですね〜!そんなわけで、当時の貴重なチラシをご紹介!


展覧会では、出光所蔵のイズニック陶器も参考出品されたとのこと。そのための解説チラシもありました。個人的には、豪奢な中国陶磁よりもむしろこちらが好み、ということもあり、昨年秋イスタンブルの博物館で撮った写真を。

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ときは移って、2012年1月の出光美術館。「三代山田常山ー人間国宝、その陶芸と心」展です。

出光美術館は、板谷波山など現代の陶芸家の作品コレクションもおこなっており、今回の三代山田常山作品は20年以上の蒐集による180点の初公開。見応えがありました。
「三代常山は、時代の荒波に棹をさし、一見地味な、「急須」という原点を持ち続けた職人でもありました。本展では、生涯を常滑の地に暮し、夫妻で協力しながら元日も休まずに仕事をした、そのひたむきな仕事への姿勢と生き方にも光を当てます。今だからこそ、〈ぶれない手仕事〉が教えてくれる、変わらないものの健やかさに、私たちが生きてゆくための、ヒントを感じていだだけることでしょう」(展覧会案内より)
たしかに、急須はサイズも小さく、形も色合いも地味。けれども、朱泥、紫泥、烏泥(うでい)、白泥、藻がけ、彩泥など、微妙な色合いの違いや様々に試みられた形など、バリエーションを楽しむことができました。
「江戸時代後期に中国趣味の煎茶が盛んになると、日本でも青木木米などが優れた煎茶具を制作しました。木米の急須や中国の急須に学びつつ常山窯を興したのが、三代常山の祖父・初代常山でした」(展覧会案内より)
出光のHPは写真を持ってくることができないようになっているので、東博所蔵の青木木米の作品を一つご紹介。

もっとも感銘を受けたのは、常滑自然釉の作品群なのですが、本物を見た後に図録の写真を見ると、とくにこのような「質感系」のものは、どうしても違いが大きく見えて、購入せずじまい。ご紹介できないのが残念。
「鎌倉時代の大壺の形を急須に生まれ変わらせた「常滑自然釉茶注」や、形・土肌・釉の三拍子が揃った「常滑自然釉壺」/「ダイナミックな土味と、炎の偶然が織り成す美しい釉色」/「燃料に竹を加えることによる青の色合い」など、会場または、HPにてどうぞ。こちらから「展覧会のみどころ」クリック。
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こちらも見ました。(終了しています)「上田宗箇 武将茶人の世界展 —「ウツクシキ」桃山の茶 秀吉、織部そして宗箇 生誕450年記念」(松屋銀座)

(4)竹一重切花生 上田宗箇作 (5)織部肩衝茶入 銘「喜撰」 美濃焼 岡山・華鴒大塚美術館蔵 (6)織部沓形茶碗 美濃焼)
茶碗「さても」、実物、ビシーっとした切れ味鋭さが一見して伝わるものでした。スゴい迫力、、。
冬、陶磁器の展覧会、多いですね。




* 一気書きの私、青のファイアンスとウズベク陶器についても、一気に書こうとしていましたが、流れとして分けた方が良さそうなので、次回にします。まずは、こちらアップしちゃいます〜♪ *
新年おめでとうごさいます。
龍の図柄のやきもの、今年も求めていきたい青などとともに、新年のご挨拶をさせていただきます。
2012年が、平和で穏やかな年でありますように。

(金彩で龍=だと思います=が描かれているラジュヴァルディーナ手のタイル、14世紀初頭=と思います=/北西イラン、ソルターニエにて/コバルト青が深く強く、勢いのある龍の表情が素晴しい。大好きなタイルです)

(青花龍蕩文壺/14世紀、景徳鎮/東博にて撮影/この眩しいほどに魅力的な白い素地とくっきりとした青が織りなす美に世界が魅了されました。王朝の要請を受けた陶工たちが努力し腕を競い、各地に優れたやきものが生まれました)

(日本からは富士の図柄を/瑠璃地金銀彩富嶽図角皿/伊万里/江戸時代、17世紀/東博にて撮影/落ち着いた瑠璃色と大胆なまでの余白、よく練られたシンプルな構図が日本の美的感性を表しているように思います)

(「青の魅惑 イラン・トルコ・ウズベキスタンのやきもの」より/トルコ・キュタヘヤの作家、メフメット・コチェルさんの作品越しに、左手緑系のオブジェはイランのサイード・アクバリー・ソヒさんの作品、真ん中奥の壁面はウズベキスタンのルスタム・ウスマノフ工房の作品)

(イラク?/Dさんコレクションより/黒地にカラフルでイキイキとした刺繍。人も鳥も植物も仲良く。おおらかな中にヴィジョンを感じさせる。どうぞ平和で安全な世界でありますように)

(昨年の1月2月、一生懸命作った陶グラス。轆轤を使わず手で成形し、家紋判子を作り貼付け、サブ先生に教えてもらってペルシア語で真ん中帯部分にメッセージを入れ、施釉しました。ビギナーなので大変さがわからず、紙に書いて「こういうのを作りたい〜」と軽い気持ちでしたが、、大変でした、、(^_^;) 去年は展覧会やイベントの準備などで、ほとんど陶芸ができなかった。今年はいろいろ作りたいな)

(サマルカンド・シャーヒズインダ墓廟のモザイクタイル/圧倒的な美しさ。ティムール朝草創期の力強さがみなぎっています。それぞれの青がしっかりと美しく、コントラストがくっきり立っています。白、茶色、緑色も効果的。花模様が愛らしいですね。青のやきものやタイル、今年もたくさん出会えますように。そして、やきもの好き、タイル好きの多くの皆様との良きご縁がありますように)
☆ 今年もよろしくお願いいたします。 ☆
龍の図柄のやきもの、今年も求めていきたい青などとともに、新年のご挨拶をさせていただきます。
2012年が、平和で穏やかな年でありますように。







☆ 今年もよろしくお願いいたします。 ☆
静謐で雄大な冬景色を。
タフテ・スレイマーンの写真、ようやくスキャンしました。フィルム時代の写真、スキャンの手間に長年の先延ばし。「もう、なかったことにしよう」とも、、。でも、ようやく、やりました!

(雪景色のタフテ・スレイマーン/تخت سلیمان Takht-e Soleymān/イラン西アゼルバイジャーン州)
タフテ・スレイマーンは、ペルシア語で「ソロモンの王座」を意味する。ゾロアスター教(サーサーン朝の国教)、サーサーン朝の聖地。火口湖を中心に建てられている。主にサーサーン朝に建造された宗教施設などがある。世界遺産。
でも、どうしてこの地に、ソロモン王(*)の名前スレイマーンがつけられたの??かつてソロモン王がこの土地の100mの深さのある火口湖に怪物を閉じ込めたという伝説が残っているからだそうです。

(サーサーン朝の日干しレンガに感動)
*ソロモン王(古代イスラエルの第3代の王)。ソロモンはイスラム教においても預言者の一人とされ、現代でもアラビア語ではスライマーン(سليمان Sulaymān)と呼ばれ、また、現代ペルシア語ではソレイマーン (Soleymān)、トルコ語でもスレイマン(Süleyman)とされ、ごく一般的な男子の名として普通に用いられる。ムスリムにあっては、預言者スライマーンは、知恵に満ちていたと同時に、アラブの民間伝承である精霊(ジン)を自由自在に操ったとされている。(wikipediaより引用)

(日干しレンガは雪でも大丈夫?ユネスコが大規模な修復をしていましたが、、)

(イラン北西部にあるザンジャーンにて。雪の舞うモスク。ザンジャーンにはアザリー(アゼルバイジャン人)が多い。絨毯も有名)

(ソルタニエにて)

(ザンジャーン州。乾いた冷たい空気。人もアヒルも日向に集まる)
タブリーズのマスジド・キャブード(ブルーモスク/1465)の写真もスキャン。安価な現像のため、劣化。悲しい。

(masjid kabud or blue mosque , tabriz iran , 1465)


ブルーモスクは、本当に素晴しい。ファサードのモザイクは、あらゆるタイルの中で一番好きです。
こちらに書いてます。「15世紀タイル装飾の傑作 タブリーズの「ブルーモスク」」。この写真が行方不明。どうしたんだろう。これも悲しい。
雪のモスク(たぶん、これブルーモスクだったと思います)、絨毯にも織られています。情景があたたか。

(テヘランの博物館にて撮影)
イランの冬景色、こちらは遊牧民の移動。300キロにも及ぶ山越え。壮絶なまでにきびしい。このような移動を年に数度繰り返す。

(バフティヤリー族の移動を描いたドキュメンタリー映画「grass」より)
人も羊もたくましく、強い。彼らの毛織物、羊毛そのものに味があるような気がします。tribeさんの解説です。「ルル/バフティヤリー族 ペルシア語系遊牧民(イラン)」。
日本です。笹に積もる雪をあらわしたやきもの。和の情緒と匠ですね。

(銹絵雪笹文大鉢/仁阿弥道八作/江戸時代、19世紀/江戸末期を代表する京都の陶工仁阿弥道八は、伝統的な京焼を手本に秀作を多く残している。この鉢は、乾山焼の手鉢をモデルにして、大振りの鉢に仕立て直したもの。白泥を釉下に使って、笹に積もった牡丹雪の意匠を描き、その気分がいかにも雅で味わい深い/large bowl. snow coverd bamboo in overglaze iron-brown/東博にて撮影、解説を引用)
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前回に引き続き「coke studio」より。さらに一曲。
Mori Araj Suno, Tina Sani, Coke Studio, Season 3
素晴しい、、パキスタンの歌い手たち、この声は、この歌は、この表現力は、、
「coke studio」、音楽の神が降臨したかのような曲の数々。
今年もあと少し。風邪流行ってます。皆さん、気をつけてくださいね!
タフテ・スレイマーンの写真、ようやくスキャンしました。フィルム時代の写真、スキャンの手間に長年の先延ばし。「もう、なかったことにしよう」とも、、。でも、ようやく、やりました!

タフテ・スレイマーンは、ペルシア語で「ソロモンの王座」を意味する。ゾロアスター教(サーサーン朝の国教)、サーサーン朝の聖地。火口湖を中心に建てられている。主にサーサーン朝に建造された宗教施設などがある。世界遺産。
でも、どうしてこの地に、ソロモン王(*)の名前スレイマーンがつけられたの??かつてソロモン王がこの土地の100mの深さのある火口湖に怪物を閉じ込めたという伝説が残っているからだそうです。

*ソロモン王(古代イスラエルの第3代の王)。ソロモンはイスラム教においても預言者の一人とされ、現代でもアラビア語ではスライマーン(سليمان Sulaymān)と呼ばれ、また、現代ペルシア語ではソレイマーン (Soleymān)、トルコ語でもスレイマン(Süleyman)とされ、ごく一般的な男子の名として普通に用いられる。ムスリムにあっては、預言者スライマーンは、知恵に満ちていたと同時に、アラブの民間伝承である精霊(ジン)を自由自在に操ったとされている。(wikipediaより引用)




タブリーズのマスジド・キャブード(ブルーモスク/1465)の写真もスキャン。安価な現像のため、劣化。悲しい。



ブルーモスクは、本当に素晴しい。ファサードのモザイクは、あらゆるタイルの中で一番好きです。
こちらに書いてます。「15世紀タイル装飾の傑作 タブリーズの「ブルーモスク」」。この写真が行方不明。どうしたんだろう。これも悲しい。
雪のモスク(たぶん、これブルーモスクだったと思います)、絨毯にも織られています。情景があたたか。

イランの冬景色、こちらは遊牧民の移動。300キロにも及ぶ山越え。壮絶なまでにきびしい。このような移動を年に数度繰り返す。

人も羊もたくましく、強い。彼らの毛織物、羊毛そのものに味があるような気がします。tribeさんの解説です。「ルル/バフティヤリー族 ペルシア語系遊牧民(イラン)」。
日本です。笹に積もる雪をあらわしたやきもの。和の情緒と匠ですね。

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前回に引き続き「coke studio」より。さらに一曲。
Mori Araj Suno, Tina Sani, Coke Studio, Season 3
素晴しい、、パキスタンの歌い手たち、この声は、この歌は、この表現力は、、
「coke studio」、音楽の神が降臨したかのような曲の数々。
今年もあと少し。風邪流行ってます。皆さん、気をつけてくださいね!
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